8月29日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれた世界選手権の結果が反映され、各種目の順位とポイントに変動があった。ここでは、男女シングルスを紹介する。
【男子シングルス】
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世界選手権ではベスト8止まりだったが、ビクター・アクセルセン(デンマーク)の1位は変わらず。10万ポイント超えで1位を独走している。アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)の2位も変わらない。
世界選手権準優勝の奈良岡功大は、1ランクアップの3位。優勝したクンラビット・ビティサラン(タイ)は、一つ順位を落として4位。2人の順位は入れ替わったが、クンラビットもポイントは増えている。なお、2位のギンティンと奈良岡との差は3736ポイント。かなり詰まってきた。
日本勢2番手の西本拳太は、世界選手権ベスト8のポイントを加え、2ランクアップの13位。3番手の常山幹太は、西本との直接対決で敗れたものの、1ランクアップして17位。2人の差は2286ポイントと、決して開いてはいない。4番手の渡邉航貴は変わらず30位。桃田賢斗が6ランクダウンの48位に後退。2万ポイント台まで減らしており、51位の大林拓真との差は、わずか730ポイントだ。
【女子シングルス】
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女子シングルスは、1〜12位まで順位変動なし。世界選手権初金メダルのアン・セヨン(韓国)が、10万ポイント超えで1位。世界選手権銅メダルの山口茜は2位のままだが、ポイントを減らして9万台に。アン・セヨンが唯一の10万ポイント台となった。3位以降は、陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、何冰嬌(へ・ビンジャオ/中国)が並び、世界選手権銀メダルのキャロリーナ・マリーン(スペイン)が6位。ここまでが8万ポイント台で、「上位」と言えるだろう。
日本勢2番手の大堀彩は、変わらず21位。世界選手権ベスト8と久々に上位進出を果たした奥原希望が、8ランクアップの28位。日本勢3番手に浮上した。4番手以降は、仁平菜月(31位)、川上紗恵奈(32位)が並ぶ。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO