8月23日に開催されたBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、2回戦を戦った日本代表選手の試合後のコメントを紹介する。
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西本拳太
男子シングルス:2回戦はユリエン・カルラッギ(ベルギー)に2-1で勝利
――1回戦は快勝したが、今日はタフな戦いになった
一昨日(1回戦)がちょっと出来すぎましたね。でも、こういう日を勝ちにつなげられるようになったことが成長だと思っています。地力、経験で、僕が少し彼を上回れたのかなと思います。
――工夫した部分
思っているより早いタイミングでスマッシュがきました。ネット前のタッチも欧州選手特有の感じ。第2ゲームは捨てるつもりでやっていたのに、追いついて逆転できたので、欲が出てしまった。それが(第2ゲームの)メンタルブレイクになりました。
――ファイナルゲームは相手に主導権を渡さなかった
相手の球もやっと読めてきたのもあったし、相手が疲れていたと思います。あとは、精神面での駆け引きは僕が勝ったかなと思います。表情や立ち居振る舞いというか、キツい状態だと思わせたり、余裕だと思わせたりです。でも、彼はあまり表情に出さなかったので、効いているのかはわかりませんでしたけど。
――次は常山幹太選手と対戦
手の内を知り尽くしている中で、僕がどれだけできるか。自分が絶対勝つんだという強い気持ちを持ってやりたいと思います。
取材・構成・写真/平野貴也