8月20日に第53回全国中学校大会が、高知・春野総合運動公園体育館で開幕した。中学生の日本一を決める大会には、全国各地のブロック予選を勝ち抜いた精鋭たちが参加。今年度から、クラブチームなどの地域スポーツ団体としてのエントリーが可能となり、大会には団体戦と個人戦それぞれで出場権をつかんだチーム、選手らが出場している。大会初日の20日は、男女団体戦が行なわれた。ここでは、初日のダイジェストを紹介する。
【ダイジェスト】
大会初日は女子団体が2回戦まで、男子団体は1回戦を実施。女子は第1シードのふたば未来学園(福島)、第2シードの四天王寺(大阪)などが順当に2回戦を突破し、準々決勝に進出した。昨年の全中個人・女子シングルスで優勝を果たした浅野真央が率いる青森山田(青森)も、2回戦でシードの美川(石川)を2-0で下しベスト8入り。そのほか、香川からは木太、太田の2校が準々決勝に勝ち進んでいる。
男子は亀崎中(広島)、聖ウルスラ学院英智(宮城)、能古賀クラブ(福岡)などが1回戦を勝ち進んだ。
20日結果は以下の通り。
【結果】(20日)
女子団体
▼1回戦
園田学園(兵庫)2−0 土佐女子(高知)
小山第二(栃木)2−0 和合(富山)
帯広第一(北海道)2−0 武里(埼玉)
木太(香川)2−0 白鳳(奈良)
青森山田(青森)2−0 川内ジュニアバドミントンクラブ(鹿児島)
大垣北(岐阜)2−1 北星学園女子(北海道)
聖ウルスラ学院英智(宮城)2−1 柳井(山口)
淑徳巣鴨(東京)2−1 九州国際大付(福岡)
▼2回戦
ふたば未来学園(福島)2−0 園田学園
小山第二 2−0 日章学園(宮崎)
名古屋経済大市邨(愛知)2−0 帯広第一
木太 2−1 YANAIバドミントンチーム(山口)
青森山田 2−0 美川(石川)
埼玉栄(埼玉)2−0 大垣北
太田(香川)2−1 聖ウルスラ学院英智
四天王寺(大阪)2−0 淑徳巣鴨
▼準々決勝(21日)
ふたば未来学園 – 小山第二
木太 − 名古屋経済大市邨
青森山田 – 埼玉栄
四天王寺 − 太田
男子団体
▼1回戦
淑徳巣鴨(東京)2−0 藤田研究所(宮崎)
光陽(奈良)2−1 木太(香川)
亀崎(広島)2−0 小俣BJC(三重)
小鮎(神奈川)2−1 四條畷学園(大阪)
東明(北海道)2−0 武里(埼玉)
国分寺(香川)2−1 伏木(富山)
能古賀クラブ(福岡) 2−0 一宮(高知)
聖ウルスラ学院英智(宮城) 2−1 松徳学院(島根)
▼2回戦(21日)
ふたば未来学園(福島) − 淑徳巣鴨
進明(福井) − 光陽
砂川(北海道) − 亀崎
グッドウェーブ日見(長崎) − 小鮎
青森山田(青森) − 東明
長岡第三(京都) − 国分寺
名古屋経済大市邨(愛知) − 能古賀クラブ
埼玉栄(埼玉) − 聖ウルスラ学院英智
取材・文/バドミントン・マガジン編集部