【世界選手権2023】「気持ちと身体の準備をしてベストパフォーマンスを出せるように頑張りたい」(永原)<選手コメント-3>

8月21日に開幕するBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)に出場予定の日本代表は、19日に使用会場での練習を行なった。ここでは、練習後の囲み取材に応じた日本代表選手らのコメントを紹介する。

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松本麻佑(右)/永原和可那
(北都銀行)

――会場練習の感想は?

永原 会場に入った感じでは、見た目は全英オープンに似ている雰囲気があります。羽根を打ってみて、結構、風の感覚が強いと感じました。今日は、フリー練習をやっていないので、もう少し動いてどう感じるかはわかりませんが、明日以降にしっかり合わせていければと思います。

松本 試合球を打ってみて、飛ばないイメージ。ちょっと風があるので、微妙に飛んだり、飛ばなかったりで調整しにくかったです。縦方向の風もありそうですけど、多分、(強いのは)横風だと思います。でも、試合が始まればまた感覚は違うかもしれません。大会の初日の練習は、こういうことが多いので。

――現地到着後のコンディションは?

永原 いつもはコペンハーゲンまで(乗り継ぎなしの)1本で移動してましたが、今回は乗り継ぎもあって、結構長いフライト(6時間+11時間)でした。シャワーだけで浴槽がないタイプの部屋だったので、湯船に浸かることができず、足がむくんでいました。今日はしっかりと動いて、まずは移動の疲労を抜くイメージで練習しました。まだ試合までは時間があるので、いつもよりは調整する時間があるかなと思います。

松本 昨日は、むくみにむくんだという感じでしたが(笑)、寝たら少し回復しました。移動が長過ぎましたね。

――大会への意気込み

永原 世界選手権は、五輪レースの中でも一番大きなポイントがあって、すごく大事な大会。自分たちは2回戦からの出場ですけど、初戦から一戦一戦。自分たちだけでなく、どの選手も強い気持ちで臨んでくる大会なので、しっかりと気持ちと身体の準備をして、ベストパフォーマンスを出せるように頑張りたいと思います。

松本 世界選手権は、思い入れの強い大会。今回は、直前合宿で男子選手のスパーリングパートナーが参加してくれて、その男子選手に打ち込みをしてもらいました。コンディションも確認しながら練習してきたので、その成果を出せれば、何とか結果はついてくるのかなと思います。初戦から気持ちを入れて臨んでいきたいです。

――世界選手権で3回目の優勝となれば、日本勢最多となる

永原 世界選手は4回出場して優勝が2回、3位が2回。2回連続銅メダルで終わっているので、もう1回金メダルをめざしたい気持ちはあります。でも、世界選手権は簡単に勝てる大会ではないので、一戦一戦を全力で戦った先の結果。とにかくベストパフォーマンスを出せるように準備します。

松本 初めて優勝した2018年は、競技年齢的に若かったです。それから戦い方も変わっていて、経験も積んできている。新たな「ナガマツ」を見せたい気持ちはありますけど、やっぱり初心に帰って、しっかりと向かっていく気持ちを持って、挑戦者として戦いたいと思います。

出国前の選手コメント

奈良岡功大

山口茜

渡辺勇大/東野有紗

朴柱奉ヘッドコーチ

取材・構成・写真/平野貴也

投稿日:2023/08/19

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