8月21日に開幕するBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)に出場予定の日本代表は、19日に使用会場での練習を行なった。ここでは、練習後の囲み取材に応じた日本代表選手らのコメントを紹介する。
志田千陽(右)/松山奈未
(再春館製薬所)
――会場で練習した感触は?
志田 すごく雰囲気のある会場だなと感じました。その中で、風の吹き方や、シャトルの飛び方は頭に入れておかなければいけないという感じがありました。
松山 風が少しあるのと、横風も少しあるかなと感じました。明日の練習でまた確かめて、試合に臨みたいです。自分の(会場に合った)当て感を知っていければいいなと思います。
――今大会の意気込み
志田 最近、自分たちの思うような結果やいいプレーができたり、できなかったりしていますが、2人でしっかりと話して、ここでメダルを取るためにやってきました。結果にこだわるというより「シダマツ」らしいプレーを出せればと思います。一つひとつの試合を大切にして、悔いを残さない試合を重ねていけば結果はついてくると思っているので。まずは、自分たちのいいパフォーマンスをしっかりと出すことに集中したいです。
――メダルをつかむに、第1シードがいるヤマを抜ける必要がある
松山 ジャパンオープンでは、第1シードの中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)と対戦しました。(内容は)そこまで負けてはいなかったし、中国に勝ちたい気持ちは強いです。ここを乗り越えて、よい結果がついてきたらいいなと思います。
−−3回戦では連敗中の中西貴映/岩永鈴と対戦する可能性もある
松山 2回負けているので、挑戦者の気持ちを忘れないようにしたい。まずは自分たちのプレーをして、我慢しないと勝てる試合も勝てないので、対戦することになったら、2試合負けた時の課題を繰り返さないようにするのが、まず大事かなと思っています。
出国前の選手コメント
取材・構成・写真/平野貴也