8月21日に開幕するBWF世界選手権2023(デンマーク・コペンハーゲン)に出場する日本選手団が17日、出発前の囲み取材に応じた。ここでは、大舞台でのメダル獲得をねらう選手らのコメントを紹介する。
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渡辺勇大(左)/東野有紗
(BIPROGY)
――今大会に掲げるテーマについて
渡辺 テーマは、そんなに決まっていなくて。いつも言う通り、1試合1試合を大切に戦っていけたらと思っています。
東野 去年、悔しい思い(決勝で敗れ準優勝)をしたので、今年こそは決勝の舞台に立って、勝てるように頑張りたいです。
――世界選手権は銅(2019年)、銀(2021年)、銀(2022年)という成績
渡辺 もちろん、金メダルをめざしてやっているので、なかなか金メダルを取れない中で、こうやってまたチャンスが訪れたことは、僕らにとってプラスです。あまり先を考え過ぎずに、目の前の1日1日を大切にしたいと思っています。
――(8月初旬の)オーストラリアOPの出場を回避。調整の手応えは?
渡辺 休めたというのは、大きかったと思います。練習は続けていたので、状態は悪くないと思います。連戦になると、どうしてもモチベ―ションが上がりにくい部分がある。オーストラリアに行かなかった分、世界選手権にフォーカスしてフレッシュな気持ちで臨めると思っています。
東野 自分はレシーブを課題としているので、劣らないように、もっと強化できるようにと考えながらやりました。
――ジャパンOP優勝が、世界選手権につながりそうだという部分は?
東野 自信にはなりましたが、ジャパンOPで優勝したから世界選手権も勝てるとは思っていない。やっぱり一戦一戦をしっかり戦って、今年こそ優勝できるように頑張っていきたいです。
――ライバルの顔ぶれは変わらない。その中で、世界選手権の価値などをどう感じるか
渡辺 みんなが言う“世界チャンピオン”は、世界選手権で金メダルを取った人という印象が強い。だから、僕らもそう言われるようになりたいとは思っています。
取材・構成・写真/平野貴也