8月1日、BWF(世界バドミントン連盟)が更新する世界ランキングが発表された。前週のジャパンOP(Super750)の結果が反映され、上位陣にも順位の変動があった。ここではダブルスの順位を紹介する。
【男子ダブルス】
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1位から5位まで、すべて違う国のペアが並ぶ男子ダブルス。
アルディアント/アルフィアン(インドネシア)が1位をキープ。シェティ/ランキレッディ(インド)、王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)、アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)に続き、ジャパンOP準優勝の保木卓朗(上写真・右)/小林優吾が5位を守った。4位との差は大きくなく、さらに上をねらえるポイントを持っている。
ジャパンOP決勝で保木/小林を倒した王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン/台湾)は、1万1000ポイントを加算させ4ランクアップの14位に。台湾は15位に盧敬堯(ルー・チンヤオ)/楊博涵(ヤン・ポーハン)がいて、2ペアが並んでいる。
日本勢は、古賀輝/齋藤太一が1ランクアップの19位。竹内義憲/松居圭一郎(29位)、武井優太/遠藤彩斗(34位)は、先週までの順位を守った。
【女子ダブルス】
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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が10万ポイント超えで1位を独走。ジャパンOPは準優勝だったが、2位の李紹希(イ・ソヒ)/ベク・ハナ(韓国)とは大差をつけている。3位はジャパンOP優勝の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)。約5000ポイント離れて、ジャパンOPベスト4の松本麻佑/永原和可那が4位。同じくベスト4の福島由紀/廣田彩花が1ランクアップの5位。松本/永原、福島/廣田が、約2000ポイント差で並ぶ形となった。
中国の2番手、鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン)を挟んで、7位に志田千陽/松山奈未。日本の上位2ペアナとのポイント差は大きくなく、上をねらえる位置につけている。女子ダブルスは、10位以内に、中国2ペア、韓国3ペア、日本3ペア、タイ2ペア。かなり偏った布陣と言える。
日本勢4番手以降は、順位変わらず。櫻本絢子/宮浦玲奈(13位)、中西貴映/岩永鈴(16位)、加藤佑奈/廣上瑠依(24位)、6ランクアップした保原彩夏/水津優衣(53位)が続く。
【混合ダブルス】
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鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)が11万ポイント超えで1位を独走。ジャパンOPでは渡辺勇大(上写真・左端)/東野有紗に負けてベスト4だったが、順位にまったく影響のない大差だ。
2位の渡辺/東野は3位との差を広げ、約1万ポイント差とした。その3位に上がってきたのが馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)。長くトップ3を守ってきたデチャポル/サプシリー(タイ)を逆転した。5位は徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/韓国)、6位は金ワンホ/鄭ナウンと、韓国の2ペアが並ぶ。
日本勢2番手は、15位の山下恭平/篠谷菜留。3番手の緑川大輝/齋藤夏は1ランクアップの19位。金子祐樹/松友美佐紀は21位。3ペアとも5000ポイント台と大きな差はなく、どのペアが上がってもおかしくない状況だ。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO