【ジャパンオープン2023】「競った場面では大きな声援が背中を押してくれたことが一番の勝因」(渡辺)<選手コメント-5日目5>

7月29日に開催されたダイハツジャパンオープン(代々木第一体育館/Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。

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渡辺勇大(左)/東野有紗

混合ダブルス:準決勝は鄭思維/黄雅瓊(中国)に21−18、21−17で勝利!

渡辺 むこうにはプレッシャーがかかっていたでしょうし、僕らは伸び伸びプレーできたこと、また競った場面では大きな声援が背中を押してくれたことが一番の勝因です。戦術的にはまず、出だしにチャンスをつくることを意識して、いつもより気持ちを入れて入ったこと。また攻めの形をつくり続けたかったので、後ろは信頼して任せ、思い切って前に詰めての得点が多かった。今日に関しては間違えてなかったかなと思います。今日の相手も、明日の相手も去年のこの大会と同じ。決勝となると弱い相手はいないので、どれだけプレッシャーをかけられるかが勝負ですね。

東野 勇大くんが、たとえば「相手の女性のほうもプレッシャーがかかっていて、ネット勝負にくるからそこに行って」とか、シンプルに「ドンマイ」「我慢」とかずっとコミュニケーションを取ってくれました。試合前には、「昨日までは1ゲーム目の入りがよくなかったので、足を使っていこう」とか、1、2ゲームとも途中まで競っていたり、劣勢の時には「絶対流れがくるから」とか。また今日はロブがしっかり奥まで返せたので、それがいいレシーブにつながったと思います。もちろんたくさんの応援も力になりました。決勝進出に満足せず、明日もたくさんのお客さんの期待に応えられたらと思います。

取材・構成/楊順行

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/07/29
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