7月29日に開催されたダイハツジャパンオープン（代々木第一体育館／Super750）5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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保木卓朗／小林優吾（右）
男子ダブルス：準決勝は劉雨辰（リュウ・ユチェン）／欧烜屹（オウ・シュァンイ／中国）に21−10、21−15で勝利！
保木 （5月の）スディルマン杯で悔しい負け方をした相手。すごく気持ちが入っていて、1点1点全力で取りにいってやろうと思った結果です。本当によかったと思います。前回の対戦は団体戦。いつもとは違う感じでしたが、今回はすごく意識しましたし、最後の1点を取るまですごく緊張しました。そういう点でも、自分たちのホームでできたのは、大きかったです。
明日の相手は、東京五輪のチャンピオン。その相手に勝つためにも、声援は力になるので、明日も頑張りたいです。
小林 スディルマン杯で、今日みたいな勝ち方をしたかったけど、できなかった。その分、今日は心の底からこみ上げてくるうれしさがあって、ああいう（勝利が決まった瞬間、ラケットを大きく放り投げた）パフォーマンスになってしまいました。本当に、あの相手に勝つのはうれしいです。
（第2ゲームの相手の追い上げは？）前回も劉雨辰選手が開き直って、かき回してきた。その時に、今日みたいな展開から連続得点を取られました。今日は点数が離れていたのでよかったですけど、ちゃんとラリーをしていれば、連続失点はしなかったと思う。（前回の逆転負けが）よぎりましたし（リードが）10点ありましたけど、すごく点数が近く感じました。
（男子ダブルスの日本勢初優勝に向けて）自分たちは、史上初みたいな言葉が好き。上の世代のすごい選手を見てきましたが、その選手でも成し遂げられなかったことをできたらうれしい。どん欲にねらっていきたいです。
取材・構成／平野貴也
写真／BADMINTONPHOTO