7月29日に開催されたダイハツジャパンオープン(代々木第一体育館/Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
ニュース一覧はこちら
松本麻佑/永原和可那(右)
女子ダブルス:準決勝は金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)に21−14、13−21、10−21で敗戦。
松本 2ゲーム中盤以降、レシーブを後ろに上げる安全なスタイルになってしまいました。相手はスマッシュが速く、あまり前にいると弾かれるので下がってしまう、そうすると相手は前に詰めてくるため、レシーブで前に落とすことができず……。それならしっかり後ろを使えればいいんですが、甘くなってしまって、2ゲーム目からはずっと打たれているイメージでした。
相手が前にいても、ぶつけるくらいの強い気持ちを持てればいいんですが。私たちは器用じゃないので、レシーブは前に落とすよりも強めに返すようにしてきたので、きれいに前(のスペース)を使うのは、一生の課題です。
永原 インドネシアOPがオリンピック以降久々の対戦で、その試合は勝ったんですが、韓国OPとここで連敗。相手はいいイメージを持って向かってきていると思います。私たちも攻撃していれば点を取れるんですが、それを継続できず、レシーブにしても安全に返すだけのスタイルになり、基本的に相手にいい形で攻撃されてしまいました。
試合が続いてじっくり練習する時間がなく、出てきた課題は大会で修正するしかないので、次のオーストラリアOPでは世界選手権に向けてしっかり調整していきたいと思います。世界選手権は,初めて優勝して思い入れのある大会ですから。ただ、レース中の大会なので、どの選手も強い気持ちで臨んでくると思います。
取材・構成/楊順行
写真/BADMINTONPHOTO