7月28日に開催されたダイハツジャパンオープン（代々木第一体育館／Super750）4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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保木卓朗（右）／小林優吾
男子ダブルス：準々決勝はアーロン・チア／ソー・ウィーイク（マレーシア）に10−21、21−15、21−16で勝利！
保木 1ゲーム目を簡単に落として苦しかったのですが、2、3ゲーム目で自分が前、小林が後ろという攻撃スタイルをしっかりと多く出せたのが勝因かなと思います。（1ゲームを落とした後の切り替えは？）自分たちも何をやっているんだという感じでした。後がない状況だったので、自分が思い切って前に入っていったことが、少しでもプレッシャーを与えられたのかなと思います。開き直ったのがよかったのかなと思います。
明日は、中国の劉雨辰／欧烜屹ペア。あのペアには、スディルマン杯で悔しい思いをさせられた。今度は自分たちのホームで、しっかりとやり返せるようにしたい。しっかり準備してやっていけばチャンスがあると思うので、決勝にいけるように頑張りたいです。
小林 サービスまわりで1ゲーム目を取られた後、サービスまわりで（２ゲーム目以降を）勝てたことが今後につながるし、調子がよくなかった中でも取り戻せる力がついてきているので、勝利したことよりも価値のある試合でした。
（準決勝はスディルマン杯の雪辱戦）ある意味、意識してやることがこの先の試合につながると思う。（リベンジを）意識して、勝ちたい相手に勝つという気持ちが、これから先必要になると思うので、勝ちにこだわっていきたいです。
古賀輝（手前）／齋藤太一
男子ダブルス：準々決勝は劉雨辰／欧烜屹（中国）に22−20、20−22、14−21で敗戦。
古賀 悔しいというのが一番。2ゲーム目の終盤、リードしていたのに高い球を上げられて、決め急いでしまった。相手に余裕を持たせないプレーをさせるべきだった。今回は、どちらかと言えばシャトルが飛ばない会場。ロングレシーブやドライブレシーブで相手の前の選手に捕まらないようにしていました。まだ来週も試合があるので、一つひとつの大会で上をめざして頑張りたいです。
自分たちはレシーブができない方ではないと思っていますが、よいレシーブをしても、前に入るのが自分だけだと、パートナーの前に落とされたら、結局（ロブを）上げる形になってしまう。それがうまくいくようになったのかなと思います。
今日の相手はシードに入っている選手なので、（ベスト）４決めになると必ず当たることになる。そういう相手にしっかり勝って、準決勝に入れるようにしたいです。
齋藤 2ゲーム目、15−9とリードしている中で、相手がプレーを変えて大きな展開にしてきた。そこで勝ちたい気持ちが強くなり、ガンガン打って相手に守られてしまいました。そこで点差も追いつかれ、サーブまわりのミスも出た。もったいないゲームになってしまったと思います。
（会場の声援について）たくさんの人が応援してくれて、チームメートや家族の声も聞こえて力になりました。
取材・構成／平野貴也
写真／BADMINTONPHOTO