7月27日に開催されたダイハツジャパンオープン(代々木第一体育館/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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山口茜
女子シングルス:2回戦は金ガウン(韓国)に2-0で勝利!
--今日は、先週の韓国OPでも戦った相手
先週は、低い展開だったり、自分が点を取りにいく時に、相手がやりやすそうにしていた。自分がネット前から回されることが多かったですね。今日は、自分がスピードで上回れない時は、大きい展開にして、逆に自分が前から回していくような意識でプレーしました。
--動きのよさが見て取れた
応援の力だと思います。今日は、観ている人が多く、うれしかったです!
--中一日あいたが、昨日のコンディショニングは?
練習は短時間集中でやって、あとは休んでいました。
--明日以降、コンディションはさらに上げていけそう?
正直、試合時間や内容によるのでわからないですが、まだ向上する余地はあるのかなと。最近は代表のフィジカルのトレーナーさんが帯同するようになったので、連戦になった時に(コンディションが)落ちたと感じることはなくなりました。
大堀彩
女子シングルス:2回戦はアン・セヨン(韓国)に0-2で敗戦。
--アン・セヨンの印象
やっぱり、強かったです。前回対戦した時よりも、ラリーのなかで多少やり合うことはできたのですが、一つひとつの精度のレベルにちょっと差がある。少しでも浮いたら決め球がうまいし、どこに(シャトルが)飛んでくるのか最後までわからなかった。なかなか崩れてくれなかったです。今日の点差が、いまの実力(の差)かなと。
--試合全体を振り返って
2ゲームとも前半のやり方は間違っていなかったと思いますが、中盤から点数が離れてしまった。後半もう少し食いついていければよかったのですが、そこにいくまでに5、6点差つけられて、ダメージは大きかったです。まだまだやるべきことはあると、今日あらためて感じました。
--今後、一番フォーカスしていきたい課題は?
メンタル面で崩れてしまわないこと。疲れが出た時に、もう一度、自分自身を奮い立たせていければと。気持ちが少し落ちてしまうと、プレーが崩れてしまう。まずはメンタルの部分から、相手と互角に戦えるようにしたいです。
--いまのモチベーションは?
もちろん、来年のオリンピックですが、絶対にそこと思うと、いまはうまくいかないと思います。まずは一日一日を大切にして、その結果が来年の、その時の、自分の立ち位置につながるかと。オリンピックレースを戦うということも、みんながこられる場所ではないので、楽しめるように、そして、たくさんの方のサポートに感謝して、一年間やっていこうと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images