7月27日に開催されたダイハツジャパンオープン（代々木第一体育館／Super750）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、激闘を繰り広げた日本選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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渡邉航貴
男子シングルス：2回戦はン・ツェヨン（マレーシア）に2-0で勝利！
Super750でベスト8に入ったのが初めてです。昨日の勝利（桃田賢斗に2-1）は、一番あこがれて、めざしてきた選手。その勝利で、今日はさすがに負けられないと思いました。でも、それを重く受け止めず、プレーは硬くはならなかった。試合後、インスタを更新したら、ＤＭ（ダイレクトメッセージ）で桃田さんから「お前、明日、頑張れよ」と連絡がきて、負けられないなと思いました。
（今日はホームの後押しを感じた？）昨日の相手は、世界の桃田。自分に応援はないなと思っていました（笑）。だから、昨日は何も思わずにプレーしましたが、今日はコートに入って（自分への）声援を聞いて、気合いがもっと入りました。負けていても、“大丈夫だ”、“行くぞ、行くぞ”という気持ちになれたのが大きかった。点数を取られた後でも、ポジティブな気持ちで次のプレーに臨めたと思います。自分の弱い気持ちを見せなかったので、それが相手にプレッシャーになったと思います。ファンの皆さんのおかげもあるし、初めてそういうのを感じた。ジャパンオープンってすごいなと思いました。
桃田先輩と今日の相手は、スタイルが似ている配球がうまいラリー系。明日のラクシャ・セン選手（インド）は、確実に攻撃スタイル。相性としては、自分とプレースタイル が同じなので、我慢比べというより、どちらがスピードを落とさずに速いかだとか、ねばったりとか（の勝負）になる。先手を取っていきたいです。
取材・構成／平野貴也
写真／BADMINTONPHOTO