7月19日に開催されたBWFワールドツアー・韓国OP(麗水/Super500)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。日本勢は男女シングルスや混合ダブルスの選手らが試合を行ない、海外の強豪たちを下して2回戦に勝ち上がった。
男子シングルスは5選手が1回戦を戦い、奈良岡功大、桃田賢斗(上写真)、渡邉航貴、西本拳太の4選手が2回戦へと進んだ。第1シードの奈良岡は、イスラエル選手との戦いを10本、15本に抑えて順調に勝利。渡邉はインドネシアのチコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨをファイナル勝負の末に下して2回戦へ。西本は地元韓国選手を2-0のストレートで退けた。桃田はスリカンス・キダムビ(インド)との1時間を超える戦いを制し初戦を突破。連敗続きのワールドツアーで久々の白星をつかみ、2回戦に勝ち進んでいる。
女子シングルスは山口茜(上写真)が、タイのポンパウィ・チョチュウォンとの勝負を、ファイナルゲーム19本で制して2回戦に進出。川上紗恵奈もインド選手を2-0に抑えて勝ち進んだが、大堀彩は中国選手に敗れて初戦敗退となった。混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗と緑川大輝/齋藤夏が、2回戦に駒を進めている。
19日の結果、20日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(7月19日)
奈良岡功大②〔21−10、21−15〕0●ミシャ・ジルベルマン(イスラエル)36分
常山幹太●1〔9−21、21−17、16−21〕②陸光祖(中国)65分
桃田賢斗②〔12−21、24−22、21−17〕1●スリカンス・キダムビ(インド)74分
渡邉航貴②〔19−21、21−19、21−11〕1●チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)59分
西本拳太②〔21−17、21−14〕0●チェ・ピョンガン(韓国)48分
▼2回戦(7月20日)
奈良岡功大 – プリヤンシュ・ラジャワット(インド)
桃田賢斗 – 石宇奇(中国)
西本拳太 − 渡邉航貴
【女子シングルス】
▼1回戦(7月19日)
山口茜②〔21−17、12−21、21−19〕1●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)69分
大堀彩●0〔18−21、23−25〕②韓悦(中国)44分
川上紗恵奈②〔21−14、21−12〕0●タニャ・へマンス(インド)36分
▼2回戦(7月20日)
山口茜 – キソナ・サルバドライ(マレーシア)
川上紗恵奈 – 王祉怡(中国)
【混合ダブルス】
▼1回戦(7月19日)
山下恭平/篠谷菜留●0〔3−21、16−21〕②鄭思維/黄雅瓊(中国)29分
渡辺勇大/東野有紗②〔21−10、21−12〕0●李晉熙/吳芷柔(香港)28分
緑川大輝/齋藤夏②〔21−17、21−16〕0●パディズ/インラヨ(フィリピン)26分
金子祐樹/松友美佐紀●0〔15−21、25−27〕②タンKM/ライPJ(マレーシア)44分
▼2回戦(7月20日)
渡辺勇大/東野有紗 – 鄧俊文/謝影雪(香港)
緑川大輝/齋藤夏 – ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
【男子ダブルス】
▼2回戦(7月20日)
竹内義憲/松居圭一郎 – A・チア/ソーWY(マレーシア)
保木卓朗/小林優吾 – クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(7月20日)
中西貴映/岩永鈴 – 劉巧芸/汪郁喬(台湾)
福島由紀/廣田彩花 – 李汶妹/劉玄炫(中国)
松本麻佑/永原和可那 – 楊雅婷/楊霈霖(香港)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO