7月13日にアジアジュニア選手権(インドネシア・ジョグジャカルタ)の個人戦2日目が行なわれた。この日は5種目で2、3回戦が行なわれ、個人戦初日を勝ち上がったU19日本代表選手らも上位進出をめざしてライバルたちの戦いに挑んだ。
男子シングルスは、3回戦を戦った沖本優大、谷岡大后、中川友那がそれぞれ白星を奪取。中川はシードのインド選手をファイナル勝負で下すなど、3選手がベスト16に進出した。女子シングルスも男子と同じく3回戦を戦ったが、次の4回戦に駒を進めたのは第1シードの宮崎友花のみ。そのほかはシード選手などに敗れ上位進出を逃している。
男子ダブルスは、川野寿真/澤田修志と松川健大/中静悠斗が2回戦を突破。女子ダブルスは山北奈緒/須藤海妃と田口真彩/玉木亜弥がそれぞれ2-0のストレート勝ちで3回戦に進出した。混合ダブルスは角田洸介/須藤海妃、中静悠斗/玉木亜弥、菅原海斗/清瀬璃子が3回戦に進出している。団体戦の決勝で貴重なポイントをあげた谷岡大后/田口真彩は、韓国ペアとのファイナル勝負の末に敗れ、2回戦で姿を消している。
13日の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼3回戦(7月13日)
沖本優大②〔21−6、21−12〕0●CHUA Min Han(シンガポール)
中川友那②〔21−19、20−22、21−16〕1●Ayush SHETTY(インド)
谷岡大后②〔21−14、21−15〕0●YOON Ho Seong(韓国)
【女子シングルス】
▼3回戦(7月13日)
遠藤美羽●1〔22−20、19−21、18−21〕②Yi En HSIEH(台湾)
宮崎友花②〔9−21、21−13、21−18〕1●Chiara Marvella HANDOYO(インドネシア)
平本梨々菜●0〔17−21、19−21〕②Ruzana RUZANA(インドネシア)
小原未空●0〔6−21、17−21〕②Tara SHAH(インド)
【男子ダブルス】
▼1回戦(7月13日)
松川健大/中静悠斗②〔21−13、19−21、22−20〕1●BAO/TSAI(台湾)
佐藤瑠活/中川友那②〔21−15、21−15〕0●Phoopha/Taenkun(タイ)
角田洸介/菅原海斗②〔21−13、21−18〕0●KAT/WONG(シンガポール)
▼2回戦(7月13日)
川野寿真/澤田修志②〔21−16、21−16〕0●OWEN/RADJASA(インドネシア)
松川健大/中静悠斗②〔21−11、16−21、21−12〕1●Phuwanat/MEECHAI(タイ)
佐藤瑠活/中川友那●0〔14−21、13−21〕②GOONTING/LOW(マレーシア)
角田洸介/菅原海斗●0〔17−21、11−21〕②LAI/TSAI(台湾)
【女子ダブルス】
▼2回戦(7月13日)
山北奈緒/須藤海妃②〔21−9、21−19〕0●KIM/KIM(韓国)
田口真彩/玉木亜弥②〔21−14、21−17〕0●KIM/KWAK(韓国)
清瀬璃子/平本梨々菜●0〔11−21、14−21〕②PARK/YEON(韓国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(7月13日)
角田洸介/須藤海妃②〔22−20、21−18〕0●Phuttimeth/Naphachanok(タイ)
中静悠斗/玉木亜弥②〔21−23、22−20、21−12〕1●Tanakorn/Fungfa(タイ)
菅原海斗/清瀬璃子②〔21−19、20−22、21−12〕1●HUASNG/YANG(台湾)
松川健大/山北奈緒●0〔19−21、15−21〕②ZHU/HUANG(中国)
谷岡大后/田口真彩●1〔16−21、25−23、8−21〕②LEE/PARK(韓国)
【選手】
▼男子
菅原海斗(浪岡高③)
沖本優大、角田洸介、中川友那(埼玉栄③)
佐藤瑠活(東大阪大柏原高③)
谷岡大后(ふたば未来学園高③)
中静悠斗、松川健大(ふたば未来学園高②)
澤田修志(埼玉栄高①)
川野寿真(ふたば未来学園高①)
▼女子
清瀬璃子(青森山田高③)
小原未空(埼玉栄高③)
遠藤美羽(作新学院高③)
山北奈緒、須藤海妃(ふたば未来学園高③)
田口真彩(柳井商工高③)
平本梨々菜(青森山田高②)
玉木亜弥(四天王寺高②)
松田仁衣菜(福井工業大附福井高②)
宮崎友花(柳井商工高②)
【監督】
大堀均(日本協会ジュニア強化部員)
【コーチ】
井田貴子、明神憲一、ハルモノ・ユウォノ、坂井一将、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部員)
【トレーナー】
泉堅吉(バイプレーヤーズ)
【映像分析】
新井庸仁(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)
文/バドミントン・マガジン編集部