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【世界ランキング】カナダOP優勝の志田&松山は4ランクアップに成功!<ダブルス>

7月11日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。カナダOP(Super500)の結果が反映され、活躍を見せた日本選手がポイントを加え、順位を上げている。ここではダブルスの変動を紹介しよう。

【男子ダブルス】

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上位陣に変動なし。1位のアルディアント/アルフィアン(インドネシア)から、5位の保木卓朗/小林優吾まで、違う国のペアが並んでいる。保木/小林は順位は変わらないものの、カナダOPでベスト8に入り、ポイントが反映されている。カナダOP上位選手では、優勝したアストルップ(上写真・右)/ラスムセン(デンマーク)が2ランクアップの10位と、トップ10に食い込んできた。

日本勢2番手の古賀輝/齋藤太一は、カナダOPで保木/小林を倒してベスト4。ポイントを加え、2ランクアップの20位に浮上した。3番手の武井優太/遠藤彩斗(32位)と、カナダOPベスト8の竹内義憲/松居圭一郎(33位)の差は、わずか311ポイント。新鋭とベテランによる熾烈な争いが続いている。

【女子ダブルス】

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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が10万ポイント超えで1位を独走。2位の李紹希/ペク・ハナ(韓国)との差は1万ポイント以上だ。

ポイント差がついている3位には、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)。そこに続くのは、カナダOP準優勝の松本麻佑/永原和可那。1ランクアップの4位と順位を上げてきた。中国の2番手、鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン/中国)を挟み、カナダOPベスト4の福島由紀/廣田彩花が一つ順位を上げて6位。カナダOPでは、福島/廣田と松本/永原を倒して優勝した志田千陽(上写真・左)/松山奈未が、4ランクアップの7位。先週までの11位から一気に上げてきた。これで、トップ10には、中国2ペア、韓国3ペア、日本3ペア。ライバル国との争いが、ますますヒートアップしそうだ。

カナダOPベスト8の櫻本絢子/宮浦玲奈が、2ランクアップの13位に浮上。準々決勝では、福島/廣田にファイナルゲームの末に負けたが、着実に実力をつけてポイントを加え、自己最高位を更新している。中西貴映/岩永鈴も1ランクアップの17位。女子ダブルスは、上位5ペアがすべてランクアップを果たした。

【混合ダブルス】

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カナダOP出場ペアが少なく、上位ランカーたちは14位まで変動がなかった混合ダブルス。鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が11万ポイント超えで1位を独走している。2位の渡辺勇大/東野有紗、3位のデチャポル/サプシリー(タイ)が8万ポイント台で追う展開だ。

日本勢は、カナダOPベスト4の山下恭平/篠谷菜留が、3ランクアップの15位。ベスト8の金子祐樹/松友美佐紀も2ランクアップの20位。そして、優勝した緑川大輝/齋藤夏も2ランクアップの21位と、3ペアが順位を上げた。

ポイントを見ると、山下/篠谷が5万4819、金子/松友が5万760、緑川/齋藤が5万20と、3ペアとも5万ポイント台。どのペアが抜け出すのか、まったくわからない状況だ。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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