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【カナダオープン2023】山口茜、緑川&齋藤が決勝に進出!女子ダブルスも日本ペア決勝に!<準決勝結果>

7月8日に開催されたBWFワールドツアー・カナダOP(カルガリー・Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

準々決勝/4日目
(7月7日)

2回戦/3日目
(7月6日)

1回戦/2日目
(7月5日)

1回戦/初日
(7月4日)

3ペアが登場した女子ダブルスは、志田千陽/松山奈未(上写真・右)と松本麻佑/永原和可那が決勝に進出した。志田/松山は福島由紀/廣田彩花との日本ペア対決に勝利。第1ゲームは福島/廣田が21-13で先制したが、第2ゲームは志田/松山が21-15で取り返す展開に。ファイナルゲームは福島/廣田が12-4と先に抜け出しリードを広げたが、負けられない志田/松山がじわじわと点差を縮め、20オールに。さらにここから激しい点の奪い合いとなったが、最後は志田/松山が25オールから2連取をつかみ逆転に成功。志田/松山が激戦を制して決勝進出を決めた。

松本/永原はタイのジョンコパン/ラウィンダとの勝負に挑み、第1ゲームは松本/永原が21-16で先制。第2ゲームも主導権を握った松本/永原が、タイペアの終盤の追い上げを振り切って21-18で勝利。準決勝を突破した。

混合ダブルスの準決勝は、緑川大輝(上写真・右)/齋藤夏と山下恭平/篠谷菜留の日本ペア対決。互いに負けられない試合は、第1ゲームを緑川/齋藤が9-14から逆転に成功して21-19。第2ゲームは、中盤以降に点差を広げた緑川/齋藤が、先輩ペアを21-12で封じて決勝の切符をつかみ取った。

女子シングルスは、山口茜(上写真)がインドのプサルラ・V.シンドゥを2-0で完封。山口は持ち味のスピードを生かした攻撃で元世界女王に貫禄を見せ、14本、15本で勝利を飾った。男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一は、デンマークペアにファイナル勝負の末に19-21で敗戦。男子シングルスの奈良岡功大、西本拳太もそれぞれ勝利には届かず、準決勝敗退となった。

8日の結果、9日の決勝戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(7月8日)

李詩灃(中国)②〔21−8、21−11〕0●奈良岡功大33分

ラクシャ・セン(インド)②〔21−17、21−14〕0●西本拳太44分

▼決勝(7月9日)

李詩灃(中国) − ラクシャ・セン(インド)

【女子シングルス】

▼準決勝(7月8日)

山口茜②〔21−14、21−15〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)43分

ラチャノック・インタノン(タイ)○キケン●ベイウェン・ツァン(アメリカ)

▼決勝(7月9日)

山口茜 – ラチャノック・インタノン(タイ)

【男子ダブルス】

▼準決勝(7月8日)

ソガード/ケアー(デンマーク)②〔21−17、14−21、21−19〕1●古賀輝/齋藤太一67分

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−15、21−14〕0●王齊麟/李洋(台湾)33分

▼決勝(7月9日)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − ソガード/ケアー(デンマーク)

【女子ダブルス】

▼準決勝(7月8日)

志田千陽/松山奈未②〔13−21、21−15、27−25〕1●福島由紀/廣田彩花77分

松本麻佑/永原和可那②〔21−16、21−18〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)47分

5月以降のツアーで安定した成績を収めている松本(右)/永原。タイの1番手ペアを2-0で下した
6月のインドネシアOP準優勝の福島(右)/廣田は今大会も上位進出を果たしたが、決勝の切符はつかめず

▼決勝(7月9日)

志田千陽/松山奈未 – 松本麻佑/永原和可那

【混合ダブルス】

▼準決勝(7月8日)

緑川大輝/齋藤夏②〔21−19、21−12〕0●山下恭平/篠谷菜留35分

トゥリー/メグランド(デンマーク)②〔21−11、21−19〕0●李哲輝/許雅晴(台湾)33分

▼決勝(7月9日)

緑川大輝/齋藤夏 − トゥリー/メグランド(デンマーク)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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