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【トピックス】オグシオこと小椋久美子さんと潮田玲子さんが『ヨネックス2024新製品発表会』でトークショー!

7月5日、東京都の品川インターシティで開催された『ヨネックス2024新製品発表会』において、オグシオペアとして活躍した小椋久美子さんと潮田玲子さんがトークショーを行なった。

左より石井大裕アナウンサー、潮田玲子さん、小椋久美子さん

司会進行をTBSアナウンサーの石井大裕さんが務めたトークショー。小椋さんと潮田さんは、7月25日に国立代々木第一体育館で開幕する『ダイハツ・ジャパンオープン』の見どころ、ジャパンオープンでの思い出、オリンピックレースなどについて語った。

オグシオペアにとって「憧れの大会だった」(小椋さん)というジャパンオープンに最初に出場したのは、高校3年生のとき。「初戦でマレーシアペアに勝って、そのときにマレーシアのコーチだったのが、なんと、今、日本代表のヘッドコーチである朴柱奉さん。朴さんは『ダブルスの神様』と言われるほどの名選手でしたから、当時、私の高校の顧問だった明神(憲一)先生がすごく喜んで(笑)。それに、まさか自分たちが数年後に、その朴さんに指導してもらうなんて、まったく思っていませんでした」と、潮田さんは当時を振り返った。記憶力のいい潮田さんに対し、当時の記憶が曖昧だったという小椋さんだが、「ジャパンオープンは、何度も出場したけれど、すごく結果がよかった大会。声援が大きくて、取れなさそうなシャトルでも追いかけられる」と、日本開催ならではの好感触を感じていたという。

ジャパンオープンの見どころについて語る潮田さん(右)と小椋さん

そんな二人が、ジャパンオープンで注目しているのは、山口茜と奈良岡功大。「山口選手のプレーはダイナミックで、見ている人を惹きつけるパフォーマンスをしてくれる。女子シングルスは世界ランキング上位4選手の実力が抜けている。その4選手の争いというのも注目になります」と小椋さん。一方、潮田さんは「奈良岡選手は若手として日本チームを引っ張ってくれている。気が付けば、世界ランキング3位。ねばり強いラリーに注目してほしい」と男子シングルスの新エースについて語った。

石井アナウンサーが「女子ダブルスについて聞きたい」と質問すると、二人が注目ペアとして挙げたのは、志田千陽/松山奈未ペア。「スピードも速いし、見ていて魅力的なプレーをしてくれる選手たち。向かっていく立場から日本を背負っていく立場になって、少し結果が伴わずに苦しんでいるように見えますが、ジャパンオープンできっかけをつかんで、本来の自分たちのよさをもっと出していってほしい」(小椋さん)、「他の選手たちから研究されたり、マークされているところもある。そこで勝ち抜く難しさを感じていると思うけれど、過去を振り返ると、私たちも共感するところがある。ジャパンオープンで声援を力に変えて、自信をつかめば、後半のビッグタイトルにつながる」(潮田さん)と、日本代表の後輩たちにエールを送っていた。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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