7月4日にBWFワールドツアー・カナダOP(カルガリー/Super500)が開幕。今季からSuper500(前回まではS100)に格上げされた同大会に、日本からはA代表が中心となって参戦した。初日は男女シングルスの予選と男女ダブルス1回戦が行なわれ、多くの日本ペアが白星を飾っている。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾、竹内義憲/松居圭一郎(上写真・右)、古賀輝/齋藤太一の3ペアが初戦を突破した。保木/小林は中国の若手ペアを14本、13本で一蹴。竹内/松居は地元カナダのペアを2-0で退けた。古賀/齋藤は、対戦相手のキケンにより戦わずして2回戦へ。昨年の同大会で優勝を飾っている武井優太/遠藤彩斗は、台湾ペアとファイナルゲームの接戦の末に敗れ、初戦敗退に終わった。
女子ダブルスは、第1シードの志田千陽/松山奈未を除く5ペアが初戦に登場。福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那(上写真・左)、櫻本絢子/宮浦玲奈、中西貴映/岩永鈴が順当に白星を収めて2回戦に勝ち上がったが、加藤佑奈/廣上瑠依は台湾ペアに0-2で敗れ、初戦突破はならなかった。
4日の結果、5日の対戦カードは以下の通り。
【男子ダブルス】
▼1回戦(7月4日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−14、21−13〕0●陳柏阳/劉毅(中国)31分
古賀輝/齋藤太一◯〔キケン〕●フラッテン/リカイム(ノルウェー)
武井優太/遠藤彩斗●1〔12−21、21−19、16−21〕②張課琦/柏禮維(台湾)53分
竹内義憲/松居圭一郎②〔21−17、21−16〕0●ヤクラ/ドン(カナダ)47分
【女子ダブルス】
▼1回戦(7月4日)
福島由紀/廣田彩花②〔21−15、21−10〕0●坑姝良/張馳(中国)39分
加藤佑奈/廣上瑠依●0〔14−21、16−21〕②許雅晴/林琬清(台湾)35分
櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−10、21−6〕0●A・シュー/K・シュー(アメリカ)25分
中西貴映/岩永鈴②〔21−8、21−10〕0●シュー/ユ(カナダ)23分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−7〕0●トラン/ランベール(フランス)33分
【男子シングルス】
▼1回戦(7月5日)
桃田賢斗 – ファビアン・ロート(ドイツ)
西本拳太 − 蘇力揚(台湾)
奈良岡功大 – ルイス・エンリケ・ペニャルベル(スペイン)
常山幹太 – ユリエン・カラーギ(ベルギー)
渡邉航貴 – ナット・グエン(アイルランド)
【女子シングルス】
▼1回戦(7月5日)
川上紗恵奈 – ブサナン・ンバルンパン(タイ)
山口茜 – ジュリアナ・ヴィアナ・ヴィエイラ(ブラジル)
仁平菜月 – レイチェル・チャン(カナダ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(7月5日)
渡辺勇大/東野有紗 – リンドマン/ウー(カナダ)
緑川大輝/齋藤夏 – シュエイル/ウォルクマン(ドイツ)
山下恭平/篠谷菜留 − 陳子睿/楊景惇(台湾)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO