7月1日、2日の2日間、山形県鶴岡市の鶴岡市小真木原総合体育館で開催された16歳以下の国際招待大会『国際バドミントンU16庄内2023』は、7月2日に決勝トーナメントおよび順位決定トーナメントを行ない、男子シングルスは山脇弘奨、女子シングルスは阿波芽衣咲が優勝した。
女子決勝は、阿波と浅野真央の日本対決に。第1ゲームから21オールにもつれる接戦で、阿波は左利きのフォアカット、浅野はラウンドから放つリバースカットとお互いに持ち味を発揮した。第2ゲームを浅野が奪い、ファイナルゲームにもつれるも、前半に8点差をつけた阿波が浅野の追い上げを受けながらも逃げきった。
男子決勝は、準決勝でタイ選手を退けた山脇と、準決勝で増田遥に逆転勝ちしたラディティア・バユ・ワルダナ(インドネシア)との対戦となった。こちらもファイナルゲームにもつれる接戦となったが、山脇が18-19の終盤から3連続得点で逆転。安定したラリー力を武器に、頂点に立った。
【準決勝】
■男子シングルス
ラディティア・バユ・ワルダナ(インドネシア)②〔17-21、21-13、21-6〕1●増田遥(ふたば未来学園中3年)
山脇弘奨(金屋中3年)②〔21-14、21-19〕0●パンナタシュ・プレンパンポン(タイ)
■女子シングルス
浅野真央(青森山田中3年)②〔21-12、21-10〕0●畠山想来(ふたば未来学園中3年)
阿波芽衣咲(柳井中2年)②〔21-18、23-21〕0●ジョリン・アンジェリア(インドネシア)
【決勝】
■男子シングルス
山脇弘奨②〔21-11、7-21、21-19〕1●ラディティア・バユ・ワルダナ
■女子シングルス
阿波芽衣咲②〔23-21、13-21、21-15〕1●浅野真央
取材・文/バドミントン・マガジン編集部