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【インドネシアオープン2023】渡辺&東野が2大会連続で決勝進出!日本ペア対決は福島&廣田に軍配!<準決勝結果>

6月17日に行なわれたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗と女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那が準決勝に登場。渡辺/東野と福島/廣田が決勝に進出した。

準々決勝/4日目結果
(6月16日)

2回戦/3日目結果
(6月15日)

1回戦/2日目結果
(6月14日)

1回戦/初日結果
(6月13日)

前週のシンガポールOP(S750)で準優勝を飾っている渡辺(上写真・左)/東野は、準決勝で香港のトップダブルス、鄧俊文(タン・チュンマン)/謝影雪(ツェ・イエンスエット)と激突。左右ペア対決となった勝負は、第1ゲームを渡辺/東野が22-20で先制。続く第2ゲームは11本で失ったが、ファイナルゲームは前半から渡辺/東野が先行する。激しいラリーの応酬を制して12-5。後半16-15まで差を詰められる場面もあったが、最後は渡辺/東野が底力を発揮して21-16で勝利。2大会連続で決勝進出を決めた。

女子ダブルスは、福島/廣田(上写真・左)と松本/永原が準決勝で対峙。第1ゲームは16-15 から4連続得点を奪った福島/廣田が制してプレッシャーをかける。しかし、第2ゲームは松本/永原が負けじと7連続得点などで21-12。1-1のイーブンに戻した。最終ゲームまでもつれた勝負は、前半に福島/廣田が12-6とリード。中盤は松本/永原に12-10まで差を縮められたが、ここから再び差を広げた福島/廣田が最後は21-13で勝利し、決勝の切符をつかんだ。

このほか、男子シングルスはビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)と地元のアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)が決勝に進出。アクセルセンは周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)を15本、15本のストレート勝ちで準決勝を突破。中国期待の若手、李詩灃(リ・シフェン)と対戦したギンティンも2-0で下し、決勝へと駒を進めている。

男子ダブルスは、長身ペアのシェティ(上写真・左)/ランキレッディ(インド)と、地元のインドネシアペアを準決勝で退けたアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)が勝ち進んだ。女子シングルスはキャロリーナ・マリーン(スペイン)と陳雨菲(中国)がそれぞれ強敵との勝負を制して決勝へ進出している。

17日の結果、18日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(6月17日)

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−15、21−15〕0●プラノイ・H.S.(インド)46分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔21−17、21−15〕0●李詩灃(中国)52分

【女子シングルス】

▼準決勝(6月17日)

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−12、21−11〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)43分

陳雨菲(中国)②〔21−8、21−17〕0●アン・セヨン(韓国)46分

強敵のラチャノック・インタノンを2-0のストレートで下したキャロリーナ・マリーンが決勝へ。上位大会の久々の優勝に王手をかけた

▼決勝(6月18日)

陳雨菲(中国) − キャロリーナ・マリーン(スペイン)

【男子ダブルス】

▼準決勝(6月17日)

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔17−21、21−19、21−18〕1●徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)67分

A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔12−21、23−21、21−13〕1●クスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)57分

▼決勝(6月18日)

シェティ/ランキレッディ(インド) − A・チア/ソーWY(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼準決勝(6月17日)

李紹希/ペク・ハナ(韓国)②〔21−13、21−10〕0●鄭ナウン/金ヘジョン(韓国)52分

福島由紀/廣田彩花②〔21−16、12−21、21−13〕1●松本麻佑/永原和可那80分

第2ゲームを奪い返してファイナルゲームに持ち込んだ松本(左)/永原だったが、最終ゲームは後半に失速。日本ペア対決に敗れた

▼決勝(6月18日)

福島由紀/廣田彩花 – 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

【混合ダブルス】

▼準決勝(6月17日)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−19、21−10〕0●馮彦哲/黄東萍(中国)42分

渡辺勇大/東野有紗②〔22−20、11−21、21−16〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)60分

1月のインドOP(S750)以来となる優勝まであと1勝とした渡辺(左)/東野

▼決勝(6月18日)

渡辺勇大/東野有紗 − 鄭思維/黄雅瓊(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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