バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【インドネシアオープン2023】奈良岡功大がデンマーク選手を下し2回戦へ!古賀&齋藤は五輪王者を撃破!<2日目結果>

6月14日に行なわれたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢は多くの選手がコートに立ち、ライバルたちと熱戦を繰り広げている。

1回戦/初日結果
(6月13日)

男子シングルスは、奈良岡功大と常山幹太が登場。奈良岡は、前週のシンガポールOP準決勝で81分の激闘に敗れたアンダース・アントンセン(デンマーク)と対戦した。試合は第1ゲームを奈良岡が14-21で失ったが、第2ゲームは21-7で取り返す。最終ゲームは前半からリードを奪った奈良岡が、追走するアントンセンを振り切って21-17で勝利。前回に続き82分の長丁場となった試合を奈良岡が制し、2回戦に駒を進めている。一方、ジョナタン・クリスティ(インドネシア)との対戦となった常山は、第1ゲ―ムこそ17-21と競ったものの、第2ゲームは主導権を握られ10-21で敗戦となった。

女子ダブルスは2日目に5ペアが登場し、3ペアが2回戦に進出した。松本麻佑/永原和可那(上写真・右)は、韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)を17本、16本に抑えて初戦を突破。福島由紀/廣田彩花はイングランドペアを2-0で下し、日本人対決となった志田千陽/松山奈未と櫻本絢子/宮浦玲奈の勝負は、櫻本/宮浦がファイナルゲーム17本で制した。加藤佑奈/廣上瑠依は、世界ランク2位の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナ(韓国)に16-21、12-21で敗れている。2回戦は、初日に勝利を飾った中西貴映/岩永鈴を加えた4ペアが出場する。

男子ダブルスは、古賀輝/齋藤太一(上写真・左)が東京オリンピック金メダルペアの王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)に勝利。1時間越えの熱戦となった試合は、1-1で迎えたファイナルゲームを古賀/齋藤が21-12で制して2回戦に勝ち進んだ。保木卓朗/小林優吾はスコットランドペアを2-0で下したほか、竹内義憲/松居圭一郎はマレーシアペアとの接戦を2-1で制して初戦を突破した。

女子シングルスは、山口茜が中国の張藝曼(ツァン・イーマン)をファイナルゲーム22-20で下し2回戦へ。大堀彩と川上紗恵奈の対決は、大堀を2-0で抑えた川上に軍配。混合ダブルスは、シンガポールOP準優勝の渡辺勇大/東野有紗がタイの2番手ペアをファイナル勝負の末に下した。世界ランク16位の山下恭平/篠谷菜留は、オランダペアに惜敗。ファイナルゲームにもつれた試合は終盤まで点の奪い合いとなったが、最後はオランダペアが先に抜け出し山下/篠谷は初戦敗退となった。

14日の結果、15日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(6月14日)

常山幹太●0〔17−21、10−21〕②ジョナタン・クリスティ(インドネシア)39分

奈良岡功大②〔14−21、21−7、21−17〕1●アンダース・アントンセン(デンマーク)82分

▼2回戦(6月15日)

奈良岡功大 – 石宇奇(中国)

【女子シングルス】

▼1回戦(6月14日)

山口茜②〔6−21、21−7、22−20〕1●張藝曼(中国)51分

川上紗恵奈②〔21−15、21−7〕0●大堀彩30分

仁平菜月●0〔17−21、11−21〕②陳雨菲(中国)40分

▼2回戦(6月15日)

山口茜 – プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)

川上紗恵奈 − 陳雨菲(中国)

【男子ダブルス】

▼1回戦(6月14日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−19、21−16〕0●ダン/ホール(スコットランド)37分

竹内義憲/松居圭一郎②〔19−21、21−15、21−19〕1●ティーKW/マンWC(マレーシア)66分

古賀輝/齋藤太一②〔21−18、17−21、21−12〕1●王齊麟/李洋(台湾)66分

▼2回戦(6月15日)

古賀輝/齋藤太一 – 劉雨辰/欧烜屹(中国)

保木卓朗/小林優吾 − 徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)

竹内義憲/松居圭一郎 − 王昶/梁偉鏗(中国)

【女子ダブルス】

▼1回戦(6月14日)

福島由紀/廣田彩花②〔21−11、21−17〕0●スミス/バーチ(イングランド)37分

松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−16〕0●金昭英/孔熙容(韓国)45分

加藤佑奈/廣上瑠依●0〔16−21、12−21〕②李紹希/ペク・ハナ(韓国)48分

櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−16、19−21、21−17〕1●志田千陽/松山奈未60分

日本人ペア同士の対決となった櫻本(右)/宮浦と志田/松山の試合は、櫻本/宮浦が接戦を制した

▼2回戦(6月15日)

松本麻佑/永原和可那 – ヌンタカン/ベンヤパ(タイ)

櫻本絢子/宮浦玲奈 − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

中西貴映/岩永鈴 – 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

福島由紀/廣田彩花 − 李佳馨/鄧淳薫(台湾)

【混合ダブルス】

▼1回戦(6月14日)

渡辺勇大/東野有紗②〔12−21、21−13、21−7〕1●スパク/スピッサラ(タイ)47分

山下恭平/篠谷菜留●1〔24−22、12−21、19−21〕②タベリング/ピキ(オランダ)71分

▼2回戦(6月15日)

緑川大輝/齋藤夏 – 鄭思維/黄雅瓊(中国)

渡辺勇大/東野有紗 – 李晉熙/吳芷柔(香港)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了