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【シンガポールオープン2023】山口茜がバースデー勝利を飾り2回戦進出!奈良岡功大も難敵下し初戦突破!<初日結果>

6月6日にBWFワールドツアー・シンガポールOP(Super750)が開幕した。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本代表も出場。ライバルたちを相手に熱戦を繰り広げた。

今年からSuper750にレベルが格上げされた同大会。上位成績を残せば世界ランキングの高ポイントが獲得できる中、初日の女子シングルスと女子ダブルスに出場した日本勢は全員白星をつかみ、2回戦に進出した。

2周間前のマレーシアマスターズ(S500)で女子シングルス優勝を飾った山口茜(上写真)は、1回戦からインドの強豪、プサルラ・V.シンドゥと対戦。第1ゲームは相手の鋭角なスマッシュやクロスのショットに苦しみ18-21で落としたが、第2ゲームは持ち前のねばり強いラリーで21-19。ファイナルゲームに持ち込む。

すると、最終ゲームの前半は山口が相手を前後に揺さぶってミスを誘い、9-4とリード。負けられないシンドゥも、ラリー戦を我慢強く戦い10-12と2点差まで詰めたが、後半は山口が主導権を握って試合を進め、最後は21-17。この日、誕生日を迎えた山口が、見事バースデー勝利を飾って初戦を突破した。

このほかの女子シングルスは、大堀彩、川上紗恵奈が揃って勝利。大堀は台湾選手を相手にファイナルゲームで、川上はアメリカ選手に2-0の快勝で2回戦へと駒を進めている。女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花(上写真・右)がマレーシアペアに2-0で勝利。松本麻佑/永原和可那はフランスペアに第1ゲームを奪われる展開も、第2ゲームを22-20で制し、最終ゲームも接戦を振り切って逆転勝利を飾った。

男子シングルスは、奈良岡功大(上写真)が、マレーシアマスターズ優勝を果たして勢いにのるプラノイ・H.S.(インド)を、持ち味のスピードを生かして2-0で撃破。しかし、西本拳太、常山幹太はそれぞれ0-2で敗れ。2回戦進出は逃している。

6月6日の結果、7日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(6月6日)

西本拳太●0〔18−21、18−21〕②李佳豪(台湾)40分

奈良岡功大②〔21−15、21−19〕0●プラノイ・H.S.(インド)56 分

常山幹太●0〔12−21、15−21〕②プリヤンシュ・ラジャワット(インド)38分

【女子シングルス】

▼1回戦(6月6日)

山口茜②〔18−21、21−19、21−17〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)61分

大堀彩②〔19−21、21−19、21−19〕1●許玟琪(台湾)64分

川上紗恵奈②〔21−5、21−5〕0●イシカ・ジャイソワル(アメリカ)

▼1回戦(6月7日)

仁平菜月 – イボンヌ・リ(ドイツ)

【女子ダブルス】

▼1回戦(6月6日)

福島由紀/廣田彩花②〔21−12、21−14〕0●V・フー/リムCS(マレーシア)41分

松本麻佑/永原和可那②〔19−21、22−20、21−17〕1●トラン/ランベルト(フランス)

▼1回戦(6月7日)

櫻本絢子/宮浦玲奈 – ベンヤパ/ヌンタカン(タイ)

中西貴映/岩永鈴 – タン/ティナー(マレーシア)

加藤佑奈/廣上瑠依 – トーランス/マックフェルソン(スコットランド)

志田千陽/松山奈未 – セイネン/ジルエ(オランダ)

【混合ダブルス】

▼1回戦(6月6日)

緑川大輝/齋藤夏●0〔17−21、20−22〕②エリス/スミス(イングランド)43分

▼1回戦(6月7日)

金子祐樹/松友美佐紀 – デチャポル/サプシリー(タイ)

山下恭平/篠谷菜留 – チェンTJ/トーEW(マレーシア)

渡辺勇大/東野有紗 – 高成炫/嚴恵媛(韓国)

【男子ダブルス】

▼1回戦(6月7日)

古賀輝/齋藤太一 – シェティ/ランキレッディ(インド)

保木卓朗/小林優吾 – 徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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