5月15日に開催された世界国・地域別男女混合団体戦のスディルマン杯(中国・蘇州)2日目は、予選リーグが行なわれた。この日はグループBの4チームが登場。インドネシア、タイなどのV候補のチームが、初陣を勝利で飾った。
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男子シングルスのアンソニー・S・ギンティン(上写真)や男子ダブルスのギデオン/スカムルヨなど世界トップランカーを擁するインドネシアは、カナダを相手にそのギンティンやギデオン/スカムルヨがしっかり白星を奪取。どちらも2-0のストレート勝ちを収めたほか、女子シングルスのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュンなども白星を飾り5-0で快勝。初戦で白星スタートを切った。
同じグループBのタイは、チームのアキレス腱でもある男子ダブルスを落としたものの、その他の4種目はすべて2-0勝利。こちらも幸先良いスタートを切っている。
グループCは、台湾とマレーシアが順当に勝利。マレーシアはプサルラ・V.シンドゥやシェティ/ランキレッディといった強豪を擁するインドを5-0で零封。マレーシアはリー・ジジャやアーロン・チア/ソー・ウィーイクといった世界トップクラスの主力がしっかり勝利を飾り、難敵のインドを抑えた。
グループDは、上位候補の日本と韓国がそれぞれ白星。韓国は男子ダブルスで黒星を喫したが、それ以外は2-0のストレート勝ちでリーグ2連勝。フランスと対戦した日本も、トップバッターだった混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が接戦の末に敗れたが、チームはその後あっさり逆転して4-1で勝利。韓国同様2連勝で、最終日の韓国戦に臨む。
▼予選リーグ(15日)
【グループB】
インドネシア(1勝)5-0 カナダ(1敗)
タイ(1勝)4–1 ドイツ(1敗)
【グループC】
台湾(2勝)5−0 オーストラリア(2敗)
マレーシア(2勝)5−0 インド(2敗)
※台湾、マレーシアが決勝トーナメント進出
【グループD】
日本(2勝)4−1 フランス(2敗)
韓国(2勝)4−1 イングランド(2敗)
※日本、韓国が決勝トーナメント進出
▼予選リーグ(16日)
【グループA】
中国(1勝) − シンガポール(1敗)
デンマーク(1勝) − エジプト(1敗)
【グループB】
インドネシア(1勝)− ドイツ(1敗)
タイ(1勝)− カナダ(1敗)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO