5月14日に世界国・地域別男女混合団体戦のスディルマン杯(中国・蘇州)が開幕した。前回大会(2021年)で準優勝の成績を残した日本は、大会初優勝をめざして今大会に挑んだ。
第2シードで予選リーグ・グループDに入った日本は、初戦でイングランドと対戦。第1試合に登場した混合ダブルスの山下恭平/篠谷菜留(上写真・右)は、第1ゲームこそ22-20の接戦となったが、第2ゲームは7本に抑えて快勝。続く男子シングルスの常山幹太も勝利を飾って2連勝とすると、女子シングルスの川上紗恵奈も20分の速攻劇で白星を奪取。日本が3-0でチームの勝利を確定させた。
チームの勝利が決まった日本は、残りの2試合も白星を獲得。男子ダブルスの古賀輝(上写真・左)/齋藤太一が世界ランク17位のレーン/ベンディを18本、15本に抑えると、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那はファイナルゲーム11本で勝利。イングランドを5-0で退けて、リーグ初戦を白星で飾った。
日本は15日に予選リーグ・第2戦でフランスと対戦する。
【グループD】
日本(1勝) 5-0 イングランド(1敗)
XD 山下恭平/篠谷菜留②〔22−20、21−7〕0●エリス/スミス39分
MS 常山幹太②〔21−10、21−7〕0●ナデーム・ダルビ37分
WS 川上紗恵奈②〔21−4、21−7〕0●リサ・カーティン20分
MD 古賀輝/齋藤太一②〔21−18、21−15〕0●レーン/ベンディ43分
WD 松本麻佑/永原和可那②〔21−17、13−21、21−11〕1●スミス/バーチ56分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO