4月11日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週はオルレアンマスターズ(フランス/Super300)が開催されており、出場した日本B代表の選手らがポイントを加算している。ここでは、ダブルス3種目のランキングを紹介する。
【男子ダブルス】
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5種目中、唯一、10万ポイント台がいない男子ダブルス。アルディアント(上写真・右)/アルフィアン(インドネシア)が1位をキープ。2位は8万ポイント台のアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)、同じくセティアワン/アッサン(インドネシア)が3位にいる。日本勢1番手の保木卓朗/小林優吾は4位。変わらず。一つ上にいるセティアワン/アッサンとは、2485ポイント差。早い段階で追いつき、追い越し、3位以内を確保したい。
日本勢2番手は古賀輝/齋藤太一(24位)で変わらず。3番手はスイスOP(S300)とオルレアンマスターズ(S300)で8強に入った武井優太/遠藤彩斗が、一気に6つ順位を上げて31位。3ランクダウンの竹内義憲/松居圭一郎(34位)を、わずか230ポイント上回った。5番手は5ランクアップした西田陽耶/目崎駿太郎(44位)。国際大会に参戦した若手が順位を上げている。
【女子ダブルス】
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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が10万ポイント超えで1位を独走。2位は志田千陽/松山奈未で、8万2543ポイント。大きな大会がなく差が詰まらないが、上位をしっかりキープしている。
日本勢2番手の福島由紀/廣田彩花が1ランクアップの6位に。3番手の松本麻佑/永原和可那は変わらず9位につけている。4番手以降は、中西貴映/岩永鈴(18位)、加藤佑奈/廣上瑠依(21位)と、こちらも変わらず。オルレアンマスターズ優勝の櫻本絢子(上写真・左)/宮浦玲奈が、一気に8ランクアップの25位に浮上。加藤/廣上との差を1829ポイントと詰めてきた。
【混合ダブルス】
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鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が、5種目中、唯一の11万ポイント超えで1位を独走。2位が渡辺勇大/東野有紗で8万7005ポイントと、大きな差がついている。3位は王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)。女子の黄東萍は、馮彦哲(ファン・イァンジァ/上写真右)とのペアでも高ポイントを獲得しており、今週は1ランクアップの7位となっている。
日本勢2番手は山下恭平/篠谷菜留(16位)、3番手は金子祐樹/松友美佐紀(18位)と変わらず。4番手の緑川大輝/齋藤夏が3ランクダウンの26位となった。ここから離されないように、しっかりついていきたい。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO