4月4日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週は日本代表が参戦したスペインマスターズ(Super300)や大阪国際チャレンジ(IC)などが開催され、上位に入った日本選手らが順位を上げている。ここでは、男女シングルスのランキングを紹介する。
【男子シングルス】
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ビクター・アクセルセン(デンマーク)が、唯一の10万ポイント超えで独走を続けている。2位のジョナタン・クリスティ、3位のアンソニー・S・ギンティンのインドネシア勢をはじめ、6位の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)までが7万ポイント台。日本勢1番手の奈良岡功大は5位をキープしている。
日本勢2番手は、スペインマスターズ優勝の西本拳太(上写真)。7000ポイントを加算し、3ランクアップの12位に浮上した。西本と決勝を争った常山幹太も3つ順位を上げ、15位に食い込んできた。4番手の桃田賢斗は22位と、変わらない位置にいる。
国際大会に挑んだ若手は進境著しい。スイスOP優勝の渡邉航貴が2ランクアップの34位、大阪国際優勝の田中湧士は12ランクアップの53位と、一気にジャンプアップした。さらに、古賀穂(57位)、秦野陸(62位)、大林拓真(67位)らが続く。
【女子シングルス】
山口茜が10万ポイント超えで1位を独走。2位のアン・セヨン(韓国)、3位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、4位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が、9万ポイント台でしのぎを削る。
日本勢2番手の奥原希望は14位。3番手以降も大会出場がなく、川上紗恵奈(26位)、大堀彩(30位)、仁平菜月(33位)、郡司莉子(36位)が並ぶ。大阪国際に出場した選手では、優勝した齋藤栞が48ランクアップの117位。高校卒1年目の明地陽菜は、大阪国際準優勝のポイントを加え239ランクアップの234位に順位を上げている。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO