3月21〜26日までBWFワールドツアー・スイスOP(バーゼル/Super300)が開催された。日本からはB代表を中心に参戦し、2種目で優勝を飾っている。
男子シングルスは渡邉航貴(上写真・右)が頂点に立った。2回戦ではフランスのトマ・J・ポポフ(フランス)とのファイナル勝負を制し、準々決勝でも香港の李卓耀(リー・チェクイゥ)を12本、15本で撃破。さらに準決勝では、マレーシアのエース・リー・ジジャを2-0のストレートで退け、決勝でも台湾の周天成(チョウ・ティエンチェン)との74分の激闘を制し、Super300のタイトルをつかみとった。
女子ダブルスは、櫻本絢子(上写真・右端)/宮浦玲奈がV達成。準々決勝では中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシェン)、準決勝でも李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナ(韓国)を、ともに2-0のストレートで勝利。前週の全英OP(S1000)で活躍した強敵を次々と退けて決勝進出を果たした。その決勝は、福島由紀/廣田彩花との日本ペア対決となったが、福島/廣田の棄権により櫻本/宮浦が優勝。昨年のカナダOP以来の頂点到達となった。
日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
渡邉航貴…優勝!
【女子ダブルス】
櫻本絢子/宮浦玲奈…優勝!
福島由紀/廣田彩花…準優勝!
保原彩夏/水津優衣…2回戦進出
【女子シングルス】
奥原希望…2回戦進出
郡司莉子…2回戦進出
仁平菜月…1回戦敗退
【男子ダブルス】
古賀輝/齋藤太一…ベスト8
武井優太/遠藤彩斗…ベスト8
三橋健也/岡村洋輝…2回戦進出
西田陽耶/目崎駿太郎…1回戦敗退
【混合ダブルス】
緑川大輝/齋藤夏…ベスト8
山下恭平/篠谷菜留…2回戦進出
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO