【全英オープン2023】2連覇をねらう山口茜が準決勝に進出も、そのほかの日本勢は敗戦…<準々決勝結果>

3月17日に開催されたBWFワールドツアー・全英選手権(バーミンガム/Super1000)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

2回戦/3日目結果
(3月16日)

1回戦/2日目結果
(3月15日)

1回戦/初日結果
(3月14日)

5種目に登場した日本勢だったが、準決勝に勝ち残ったのは女子シングルスの山口茜(上写真)のみ。ライバル国が上位に進む中、日本代表は厳しい結果に終わった。

その山口は、中国の王祉怡(ワン・ジーイ/中国)と対戦。前週のドイツOP(Super300)準々決勝で勝利した相手に、この日も山口が主導権を握って試合を進める。第1ゲームこそ、山口が14-9とリードした展開から21-19まで迫られたが、第2ゲームは前半に8連続得点などで差を広げ、21-15で勝利。2連覇をねらう山口が準決勝進出を決めた。

混合ダブルスは山下恭平(上写真・左)/篠谷菜留、金子祐樹/松友美佐紀の2ペアが準々決勝を戦った。山下/篠谷はインドネシアのクシャリアント/クスマワティとファイナルゲームまで競ったが、18-14から逆転を許して敗戦。金子/松友は中国の世界ランク1位・鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)に0-2で敗れた。

男子シングルスの奈良岡功大は、マレーシアのリー・ジジャと激突。第1ゲームを9-21で落とした奈良岡は、第2ゲームを21-10で取り返しファイナル勝負に持ち込む。なんとか勝利をつかみ取りたい奈良岡だったが、最後は13-21で屈して準決勝進出はならなかった。

男子ダブルスの保木卓朗(上写真・左)/小林優吾は、中国ペアとのファイナル勝負に屈して準々決勝止まり。女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那も、同じく中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン)に13-21、20-22で敗れ、ベスト4入りを逃している。

3月17日の準々決勝結果、18日準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(3月17日)

李詩灃(中国)②〔21−11、21−11〕0●ン・ツェヨン(マレーシア)41分

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−14、9−21、21−17〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)73分

リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−9、10−21、21−13〕1●奈良岡功大67分

石宇奇(中国)②〔21−9、21−16〕0●翁泓陽(中国)43分

▼準決勝(3月18日)

李詩灃(中国) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

リー・ジジャ(マレーシア) − 石宇奇(中国)

【女子シングルス】

▼準々決勝(3月17日)

山口茜②〔21−19、21−12〕0●王祉怡(中国)40分

陳雨菲(中国)②〔24−22、23−21〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)56分

戴資穎(台湾)②〔21−12、21−11〕0●何冰嬌(中国)33分

アン・セヨン(韓国)○〔キケン〕●キャロリーナ・マリーン(スペイン)

▼準決勝(3月18日)

山口茜 – 陳雨菲(中国)

戴資穎(台湾) − アン・セヨン(韓国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(3月17日)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−18、21−13〕0●マウラナ/フィクリ(インドネシア)38分

何濟庭/周昊東(中国)②〔17−21、21−18、21−15〕1●保木卓朗/小林優吾69分

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔16−21、21−19、21−19〕1●劉雨辰/欧烜屹(中国)57分

王昶/梁偉鏗(中国)②〔13−21、21−19、21−18〕1●カルナンド/マーティン(インドネシア)60分

▼準決勝(3月18日)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − 何濟庭/周昊東(中国)

セティアワン/アッサン(インドネシア) − 王昶/梁偉鏗(中国)

【女子ダブルス】

▼準々決勝(3月17日)

金昭英/孔熙容(韓国)②〔19−21、22−20、24−22〕1●陳清晨/賈一凡(中国)93分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−13、22−20〕0●松本麻佑/永原和可那47分

ジョリー/プレラ(インド)②〔21−14、18−21、21−12〕1●李汶妹/劉玄炫(中国)64分

李紹希/ベク・ハナ(韓国)②〔21−11、18−21、21−12〕1●ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)93分

▼準決勝(3月18日)

金昭英/孔熙容(韓国) − 鄭雨/張殊賢(中国)

ジョリー/プレラ(インド) − 李紹希/ベク・ハナ(韓国)

【混合ダブルス】

▼準々決勝(3月17日)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−13、21−11〕0●金子祐樹/松友美佐紀30分

クシャリアント/クスマワティ(インドネシア)②〔21−19、15−21、21−19〕1●山下恭平/篠谷菜留76分

徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−18、13−21、21−14〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)59分

金ワンホ/鄭ナウン(韓国)②〔21−14、21−15〕0●タベリング/ピキ(オランダ)37分

▼準決勝(3月18日)

鄭思維/黄雅瓊(中国) − クシャリアント/クスマワティ(インドネシア)

徐承宰/蔡侑玎(韓国) − 金ワンホ/鄭ナウン(韓国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/03/18
■関連キーワード

               

人気記事ランキング

閉じる