3月12日、BIPROGY株式会社が東京都江東区の深川スポーツセンターで、『BIPROGY JUNIOR OPEN バドミントン フレンドリーマッチ』を開催した。
この大会は東京都小学生バドミントン連盟に所属している小学1年生から3年生を対象にした非公式戦。試合前には混合ダブルスでリオ五輪に出場した栗原文音さんやBIPROGYバドミントンチームの選手による講習会も行なわれ、小学生87名が元気にバドミントンをプレーした。
東京都内や強化合宿地、遠征先などで講習会に招かれることも少なくないBIPROGYバドミントンチームだが、同社が大会を開催するのは初めて。同社広報部によれば、日本ユニシス時代にオリンピック壮行試合をしたことがあったそうだが、今回は非公式戦とはいえ、ジュニアを対象とした大会で、より地域貢献・社会貢献活動としての意味合いが強い。「講習会などを開いてほしい」とバドミントン部へ要望が寄せられる中、新社名となったタイミングでイベントを実施することで、地域に社名を知ってもらう意図もあったという。
試合に先駆けて行なわれた講習会では、栗原文音さんを中心に、同チームの上田拓馬コーチ、香山未帆、大竹望月、髙橋美優、森口航士朗の4選手がジュニアたちを指導。ウォーミングアップからスタートし、実戦的なノックなどで、約2時間練習を行なった。
その後は、学年に分かれてのフレンドリーマッチ。『フレンドリーマッチ』との名称の通り、この大会の目的は、勝つことよりも、「友だちをつくって、競技を楽しむこと」。1年生は1試合15点先取、2・3年生は21点先取のリーグ戦で、ジュニアたちはたくさん試合をして、バドミントンの楽しさを味わった。
BIPROGY株式会社によれば、今後もこのイベントは継続していく予定で、来年も3月の開催を計画しているという。
取材・文&写真/バドミントン・マガジン編集部