1月24日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。今回のランキングには前週開催されたインドOP(Super750)の結果が反映されている。ここでは、男女シングルスの順位の変動を紹介する。
【男子シングルス】
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インドOPでは準優勝を飾ったビクター・アクセルセン(デンマーク)が、首位を堅守。順位に反映されている11万4156ポイントは、5種目を通じて最高だ。
2位はアンソニー・S・ギンティン、3位はジョナタン・クリスティとインドネシア2人が並ぶ。ともにインドOPではベスト4に入り、前週まで2位だったリー・ジジャを一気に抜いた。また、どちらのポイントも7万7000ポイント台とし、2人は僅差でしのぎを削っている。2位から7位の奈良岡功大までが7万ポイント台。インドOPは初戦敗退となった奈良岡は1ランクダウンしたものの、日本勢1番手として10位以内を守っている。
日本勢2番手は前週の13位をキープしている西本拳太。3番手の常山幹太は1ランクダウンの17位、4番手に後退した桃田賢斗も1ランクダウンして19位。参戦している大会で一つでも多く勝ち星を上げて、なんとかランキングを下げないようにしたい。
5番手以下のB代表勢、渡邉航貴、秦野陸らは2〜3ランクアップしている。B代表復帰を果たした大林拓真は3ランクアップして107位。100位以内が見えてきた。
【女子シングルス】
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インドOP準優勝の山口茜が、10万ポイント超えで1位をキープ。その山口にインドOPで勝ったアン・セヨン(韓国)が4位から2位に浮上。3位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、4位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)までが9万ポイントで争っている。日本勢2番手は13位を守った奥原希望。山口との差は約4万5000ポイントと開いており、どこまで巻き返せるか。
3番手以降も順位は変わらず。23位の川上紗恵奈、代表活動を辞退している髙橋沙也加(26位)を挟み、A代表に復帰した大堀彩が33位、B代表の仁平菜月が僅差で34位、A代表入りした郡司莉子が40位で続く。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO