1月24日にBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(Super500/ジャカルタ)が開幕した。マレーシアOP(S1000)、インドOP(S750)に続く上位大会の開催となったが、男子シングルス世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)などが連戦による疲労を考慮して出場を見送っている。大会初日は各種目予選と本戦1回戦が行なわれ、日本代表も出場した。
初日に行なわれた男子ダブルス1回戦に登場したのは、竹内義憲/松居圭一郎(上写真・左)と古賀輝/齋藤太一。どちらもマレーシアOP、インドOPでは初戦負け。3戦連続の1回戦敗退は避けたいところだったが、インドネシアのセティアワン/アッサンと対戦した古賀/齋藤は、ファイナルゲームの末に敗戦。第1ゲームは古賀/齋藤が奪ったものの、その後は相手にペースを握られ逆転負けを喫した。一方、韓国ペアとの対戦となった竹内/松居は、第1ゲームを失ったものの第2ゲームは21-16、最終ゲームも21-18で制して逆転勝利。2回戦進出を決めた。
同じく1回戦が行なわれた女子ダブルスは、福島由紀(上写真・左)/廣田彩花がフランスペアに勝利。第1ゲームこそ24-22で接戦となったが、第2ゲームは8本に抑えて初戦を突破した。中西貴映/岩永鈴は中国の若手ペアに0-2のストレート負け。2回戦には勝ち進めず。また、男子シングルスの予選に登場した渡邉航貴は、マレーシア選手にファイナルゲームの末に敗退。本戦の切符はつかめなかった。
1月24日の日本選手の結果、25日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(1月24日)
渡邉航貴②〔19−21、21−7、17−21〕1●チェム・ジュンウェイ(マレーシア)60分
▼1回戦(1月25日)
桃田賢斗 – 石宇奇(中国)
奈良岡功大 – ラクシャ・セン(インド)
西本拳太 – クリスチャン・アディナタ(インドネシア)
常山幹太 – プラノイ・H.S.(インド)
【男子ダブルス】
▼1回戦(1月24日)
竹内義憲/松居圭一郎②〔18−21、21−16、21−18〕1●催率圭/金ウォンホ(韓国)65分
古賀輝/齋藤太一●1〔21−17、19−21、10−21〕②セティアワン/アッサン(インドネシア)57分
▼1回戦(1月25日)
保木卓朗/小林優吾 − 蘇敬恒/葉宏蔚(台湾)
【女子ダブルス】
▼1回戦(1月24日)
中西貴映/岩永鈴●0〔12−21、14−21〕②譚寧/夏玉婷(中国)39分
福島由紀/廣田彩花②〔24−22、21−8〕0●トラン/ランベール(フランス)47分
▼1回戦(1月25日)
志田千陽/松山奈未 – ロハウ/エフラー(ドイツ)
【女子シングルス】
▼1回戦(1月25日)
大堀彩 – プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)
奥原希望 – 何冰嬌(中国)
山口茜●(キケン)○ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(1月25日)
山下恭平/篠谷菜留 – R・N・クシャリアント/リサ・アユ・クスマワティ(インドネシア)
金子祐樹/松友美佐紀 – タベリング/ピキ(オランダ)
緑川大輝/齋藤夏 – リバルディ/メンタリ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO