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【インドオープン2023】山口茜は2大会連続Vならず。渡辺&東野、志田&松山は相手の棄権で今季初優勝!<決勝戦結果>

1月22日に開催されたBWFワールドツアー・インドOP(Super750/デリー)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

1月21日/5日目
準決勝

1月20日/4日目
準々決勝

1月19日/3日目
2回戦結果

1月18日/2日目
1回戦結果

1月17日/初日
1回戦結果

前週マレーシアOP(Super1000)からの連続優勝をねらう女子シングルスの山口茜は、決勝でアン・セヨン(韓国)と対戦した。マレーシアOPの決勝でも争った両者の勝負は第1ゲーム、前半に7連続得点を奪った山口が先行。途中11-6から16-14と差を詰められる場面もあったが、再び連続得点で引き離して21-15で先制した。

第2ゲームは中盤まで互いにポイントを取り合う展開となり、逆転をねらうアン・セヨンが21-16で奪取。1-1のイーブンに戻し、最終ゲームに持ち込んだ。すると、後半にペースを握ったのがアン・セヨン。8オールから4連続得点でリードすると、山口の追走を抑えて21-12で逆転勝利。アン・セヨンはSuper500以上の上位大会で久々の優勝。敗れた山口は2大会連続Vとはならなかったが、準優勝の好成績を残した。

上位大会で久々の決勝進出となった女子ダブルスの志田千陽/松山奈未は、決勝の相手だった世界ランク1位の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が棄権したため、昨年6月のインドネシアOP(Super1000)以来となる優勝。混合ダブルスの渡辺勇大(上写真・左)/東野有紗も、中国の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)が棄権したため、昨年3月の全英OP(S1000)以来となる優勝をつかんだ。

男子シングルスは、昨年の世界選手権(東京)決勝を争ったビクター・アクセルセン(デンマーク)とクンラビット・ビティサラン(タイ/上写真)が激突。互いに1ゲームずつを奪った後のファイナルゲーム、クンラビットが21-12で制して優勝。上位大会では初のタイトル獲得となった。

男子ダブルスは、マレーシアOP準優勝だった王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイケン/中国)が、世界王者のアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)を2-1の逆転勝利で下し、昨年のジャパンOP以来の優勝を飾った。

1月22日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔22−20、10−21、21−12〕1●ビクター・アクセルセン(デンマーク)64分

【女子シングルス】

アン・セヨン(韓国)②〔15−21、21−16、21−12〕1●山口茜62分

山口茜はファイナルゲームの接戦に敗れ準優勝

【男子ダブルス】

王昶/梁偉鏗(中国)②〔14−21、21−19、21−18〕1●A・チア/ソーWY(マレーシア)63分

【女子ダブルス】

志田千陽/松山奈未○〔キケン〕●陳清晨/賈一凡(中国)

今季初優勝となった志田千陽/松山奈未(左端)

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗○〔キケン〕●王懿律/黄東萍(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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