1月17日、BWF(世界バドミントン連盟)が更新する世界ランキングが発表された。前週に行なわれたマレーシアOP(Super1000)の結果も反映され、順位およびポイントが活発に動いている。
【男子シングルス】
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マレーシアOPで優勝したビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が11万ポイント超えで1位を独走。2位のリー・ジジャ(マレーシア)とは約3万7000ポイント差。3位のアンソニー・S・ギンティン、4位のジョナタン・クリスティ(ともにインドネシア)、5位の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)が7万5000ポイント超えで続く。奈良岡功大も7万ポイント台で、自己最高位の6位に浮上。一時はかなり先を走られていたクンラビット・ビティサラン(タイ)を約5400ポイント上回っている。
日本勢2番手は、4ランクアップで13位に浮上した西本拳太。26位から10ランクアップの常山幹太が続く。インフルエンザでマレーシアOPを欠場した桃田賢斗は、2ランクダウンの18位に後退。B代表に降格となった渡邉航貴が2ランクアップの47位、同じB代表の秦野陸が4ランクアップの64位につける。代表から落ちた古賀穂が8ランクアップの73位、B代表の田中湧士が11ランクアップの76位と、70位台の2人も大きく順位を上げている。
【女子シングルス】
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マレーシアOP優勝の山口茜(上写真)が、唯一の10万ポイント超えで1位。2位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と1万ポイント以上の差をつけ、独走態勢になってきた。3位陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、4位のアン・セヨン(韓国)までが9万ポイント台で、山口を追いかける。
日本勢2番手は13位の奥原希望。山口とは4万7000ポイント以上の差がついている。代表から退いた髙橋沙也加(25位)を挟み、実質の3番手は川上紗恵奈(22位)。全日本総合準優勝でA代表に昇格した大堀彩が、4ランクアップの32位に浮上した。仁平菜月は35位で変わらず、郡司莉子が1ランクアップの41位につけている。水井ひらり(62位)、髙橋明日香(79位)までが、2桁順位だ。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO