【日本代表】日本勢は3種目で準決勝に進出!渡辺&東野、山口、常山らがベスト4入り!<準々決勝結果>

1月13日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール/Super1000)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

3日目結果
(1月12日)

2日目結果
(1月11日)

初日結果
(1月10日)

男子シングルスは日本から3選手が準々決勝に進出。1、2回戦から強敵たちを下してきた勢いをそのままに、白星を勝ち取ったのは常山幹太(上写真)と奈良岡功大。常山はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)との勝負に挑むと、第1ゲームは14本で制し、続く第2ゲームも21-16で勝利。第2ゲームは10-13から9連続得点で逆転し、そのまま振り切ってベスト4を決めた。

84分の激闘を制したのは奈良岡だ。インドのプラノイ・H.S.との勝負は、第1ゲームを奈良岡が21-16で先制。第2ゲームの競り合いはプラノイが奪ったものの、最終ゲームは奈良岡が大きく引き離して21-10。3日連続でファイナルゲームとなった接戦をモノにし、準決勝の切符をつかみとった。また、ビクター・アクセルセン(デンマーク)との準々決勝に挑んだ西本拳太は、0-2のストレートで敗戦。3つ目のベスト4の枠はつかみきれなかった。

混合ダブルスの準々決勝に登場したのは渡辺勇大(上写真・左)/東野有紗。昨年12月の全日本総合を欠場し久々の実戦となった今大会だったが、1、2回戦はどちらも2-0のストレート勝ち。好リズムのまま準々決勝に挑むと、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン)に対して第1ゲームを17 本に抑えて先制。第2ゲームも中盤以降に先行した渡辺/東野が、そのまま21-17で振り切って勝利。ベスト4進出を決めた。

2022年の世界女王・山口茜は、準々決勝でデンマークのミア・ブリックフェルトと激突。前日の2回戦で日本の大堀彩を下している相手に対し、山口は第1ゲーム12本、第2ゲームも11本に抑えて勝利。順当に準決勝へと勝ち上がった。山口は決勝をかけて戴資穎と激突する。

1月13日の準々決勝の結果、14日の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(1月13日)

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−6、21−12〕0●西本拳太38分

常山幹太②〔21−14、21−16〕0●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)50分

クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−11、20−22、21−14〕1●ロー・ケンイゥ(シンガポール)80分

奈良岡功大②〔21−16、19−21、21−10〕1●プラノイ・H.S.(インド)84分

連日の大接戦を乗り越えた奈良岡。準決勝は同世代のライバル、クンラビット・ビティサランと激突する
1、2回戦と強敵を下した西本だったが、世界王者のアクセルセンには完敗

▼準決勝(1月14日)

ビクター・アクセルセン – 常山幹太

奈良岡功大 – クンラビット・ビティサラン

【女子シングルス】

▼準々決勝(1月13日)

山口茜②〔21−12、21−11〕0●ミア・ブリックフェルト(デンマーク)34分

戴資穎(台湾)②〔21−6、21−8〕0●許玟琪(台湾)

陳雨菲(中国)②〔21−18、21−19〕0●キャロリーナ・マリーン(スペイン)57分

アン・セヨン(韓国)②〔21−17、16−21、21−19〕1●王祉怡(中国)77分

▼準決勝(1月14日)

山口茜 − 戴資穎

陳雨菲 – アン・セヨン(韓国)

【男子ダブルス】

▼準々決勝(1月13日)

徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)②〔21−13、19−21、21−11〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)54分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔14−21、21−16、21−17〕1●テオEY/オンYS(マレーシア)75分

シェティ/ランキレッディ(インド)②〔17−21、22−20、21−9〕1●劉雨辰/欧烜屹(中国)

王昶/梁偉鏗(中国)②〔22−20、23−21〕0●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)

▼準決勝(1月14日)

アルディアント/アルフィアン − 徐承宰/カン・ミンヒュク

王昶/梁偉鏗 − シェティ/ランキレッディ

【女子ダブルス】

▼準々決勝(1月13日)

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−17、21−17〕0●G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)50分

ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)②〔22−20、21−15〕0●金昭英/孔熙容(韓国)62分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−19、21−19〕0●李汶妹/劉玄炫(中国)49分

ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)②〔21−10、21−6〕0●ジン/ウォン(シンガポール)41分

▼準決勝(1月14日)

陳清晨/賈一凡 – ラハユ/ラマダンティ

ベク・ハナ/イ・ユリム − 鄭雨/張殊賢

【混合ダブルス】

▼準々決勝(1月13日)

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−15、21−6〕0●ジケル/デリュウィ(フランス)37分

フェルディナンシャー/ウィジャジャ(インドネシア)②〔21−16、21−19〕0●金ワンホ/鄭ナウン(韓国)46分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−17、21−17〕0●徐承宰/蔡侑玎(韓国)42分

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−19、21−9〕0●チェンTJ/トーEW(マレーシア)36分

▼準決勝(1月14日)

鄭思維/黄雅瓊 − フェルディナンシャー/ウィジャジャ

渡辺勇大/東野有紗 – デチャポル/サプシリー

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/01/13

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