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【全日本総合2022】秦野陸が日本A代表の常山幹太に逆転勝利!大林拓真もA代表選手を撃破!<男子シングルス>

12月27日に開催された第76回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、男子シングルスの戦いをダイジェストでお伝えする。

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各種目で波乱が起こる中、男子シングルス2回戦では日本A代表の常山幹太(トナミ運輸)が敗れた。その常山から勝利をつかみとったのは、同じトナミ運輸の後輩・秦野陸(上写真)。第1ゲームは常山が22-20で競り勝ったものの、第2ゲームを秦野が21-14で奪い返すと、ファイナルゲームも21-19で常山を抑えて逆転勝ち。ベスト8進出を決めた。

同じく日本代表の渡邉航貴(BIPROGY)は、今年の全日本社会人王者・大林拓真(トナミ運輸)に0-2で敗戦。第1ゲーム中盤の競り合いを23-21で大林が制すと、続く第2ゲームも前半でリードを広げた大林がそのまま逃げ切り勝利。「高校1年生から総合に出ていますけど、今までの結果を超えられた」と、ベスト8入りを喜んだ。

優勝候補の桃田賢斗(NTT東日本)、西本拳太(ジェイテクト)も勝利を飾りベスト8進出。桃田は2-0のストレート勝ち。西本は、2日連続でファイナルゲームとなったものの、最後はしっかり相手を引き離して勝利している。このほか、1回戦で奈良岡功大(IMG)の途中棄権により勝ち上がった村本竜馬(ジェイテクト)は、高校生の沖本優大(埼玉栄高)を2-1で下しベスト8へ。前回の総合王者・田中湧士(NTT東日本)も、嶺岸洸(日立情報通信エンジニアリング)とのファイナル勝負を制して準々決勝進出を決めている。

2回戦の結果は以下の通り。

▼2回戦(12月27日)

桃田賢斗(NTT東日本)②〔21-13、21-16〕0●川本拓真(BIPROGY)

大林拓真(トナミ運輸)②〔23-21、21-16〕0●渡邉航貴(BIPROGY)

田中湧士(NTT東日本)②〔21-9、21-23、21-13〕1●嶺岸洸(日立情報通信エンジニアリング)

秦野陸(トナミ運輸)②〔20-22、21-14、21-19〕1●常山幹太(トナミ運輸)

西本拳太(ジェイテクト)②〔17-21、21-8、21-10〕1●小野寺裕介(BIPROGY)

高橋洸士(トナミ運輸)②〔23-21、21-17〕0●古賀穂(NTT東日本)

小本翔太(日立情報通信エンジニアリング)②〔21-14、21-14〕0●五十嵐優(BIPROGY)

村本竜馬(ジェイテクト)②〔21-12、16-21、21-18〕1●沖本優大(埼玉栄高)

▼準々決勝(12月28日)

桃田賢斗 − 大林拓真

田中湧士 − 秦野陸

西本拳太 − 高橋洸士

小本翔太 − 村本竜馬

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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