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「勝ちではなく、自分のプレーを見てほしい気持ちでやりたい」(小林優吾) 全日本総合バドミントン2022 27日/選手コメント9

日本一を決める「76回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会3日目の27日は、各種目2回戦を実施。ここでは、注目選手のコメントを紹介する。

保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)

2回戦結果:西川裕次郎/武井凜生(NTT東日本)に2-0で勝利

保木「(第2ゲームでリードを奪われて)とにかく11点までは焦っていた、というのが自分たちの気持ちの面でありました。ですが、インターバルからは2点、3点先まで考えるのではなく、1点ずつ返していくことを考えたらシンプルなプレーになって、追いつく展開になりました。今大会には子どもも昨日から来ていて、両親はもう少し後に来るので、そこまでは残っていないというプレッシャーもあります(笑)」

小林「僕も家族が来ているんですけど、ジャパンオープンと世界選手権は勝ちたい、勝ちたいでダメだったので、今回は勝ちたいというよりいいプレー、一瞬一瞬のプレーを大事にしていきたい。勝ちではなく自分のプレーを見てほしいという気持ちで、リラックスしてやりたいなと思っています」

井上拓斗&三橋健也(BIPROGY)

2回戦結果:下農走/金子真大(トナミ運輸)に2-1で勝利

井上「2ゲーム目で仕留めたかったですし、仕留められたと思うんですけど、慎重にいきすぎて逆転された感じです。ファイナルは足がつりそうだったので、動かないで点を取りにいったサービスまわりが、うまくはまってくれました。今日負ける可能性もありましたけど、決勝にいく可能性も持っていると思います。保木/小林ペアがいるので優勝できるとは現実的に言えませんが、一戦一戦、勝ちに結びつけられるようにゲームに入っていきたいと思います」

三橋「僕は技術がないので体で勝負するしかない。それをどの点差でもできたら、もうちょっといい勝ち方もあったのかなと思います。(明日は去年の決勝で対戦した高野/玉手と対戦)去年はあっけなく負けた印象があるので、自分の仕事をする。体を使って、次に頭を使っていけたら、結果もついてくるかなと思っているので、まずは自分のやれることをやっていきたいです」

取材・文/吉井信行

写真/バドミントン・マガジン編集部

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