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「総合で4試合やるとは思わなかった」(岩野滉也) 全日本総合バドミントン2022 25日/選手コメント6

日本一を決める「第76回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会初日は、各種目予選を実施。ここでは、本戦入りを決めた選手のコメントを紹介する。

岩野滉也(ふたば未来学園高校)

予選結果:予選2Rで藤原睦月(埼玉栄高)に2-1で勝利、予選3Rで櫻井煌介(瓊浦高)に2-0で勝利

総合で4試合やるとは思いませんでした。4試合目は、特にきつくて足が動かないし、相手も強いし、その中で勝たないといけないのは辛かったです。(シングルスは高校生が多いブロックでしたが?)社会人とやる方が向かっていけますし、高校生同士は嫌だったのですが、トーナメントを見たときに抜けやすいゾーンだとは思っていたので、抜けて一安心です。明日は、両種目1試合だけ。今日と比べればやりやすい。昨年も本戦で勝てなかったので、まずは本戦で勝つことを目標にしているので、達成できるように頑張りたいです。ダブルスは勢いを出して社会人ペアを引かせることができたので、続けていきたい。シングルスは、ただ向かっていくだけです。

小川翔梧(法政大)

予選結果:予選1Rで永渕雄大(筑波大)に2-0で勝利、予選2Rで牧野桂大(日立情報通信エンジニアリング)に2-1で勝利し本戦へ

1試合目の相手(永渕雄大=筑波大)は、大学でここ2年間で4回戦っていて22敗。実力もそれほど変わらないので、会場の雰囲気に相手が慣れる前に先手を打っていけたのが良かったと思います。2試合目は、トップの実業団の選手(牧野桂大=日立情報通信エンジニアリング)で、身長もあって強いのも分かっていたので、自分から攻めるしかないと思っていました。向こうの方がプレッシャーがかかったと思うので、挑戦者らしくがっついていけたのが良かった。(ファイナルゲーム18オールからの攻防では)あそこで、向こうがプッシュを狙っているのは分かっていたので、ギリギリまで前にいさせて後ろを使うのがハマってくれました。どうしても(最初から後ろで構えさせると)長身で角度のあるショットが来るので。本戦では、相手は強いと思いますけど、自分らしく。失うものがないので、若さを出して格上に向かっていきたいです。

取材・文/平野貴也

写真/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也

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