日本一を決める「第76回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会初日は、各種目予選を実施。ここでは、本戦出場を決めた選手のコメントを紹介する。

桶田彩乃（左）／種岡遥（Cheerful鳥取）

予選結果：予選1Rで石橋麻美子／山口萌（昭和電工マテリアルズ）に2-1で勝利、予選2Rで川島美南／齋藤夏（ACT SAIKYO）に2-1で勝利

桶田「2試合とも相手が1部（S/Jリーグ）の選手だったので、向かっていく気持ちでガンガン行こうということができたかなと思います。総合に出てくるのは、強い人ばかり。自分たちは、たまたまこの舞台に来たという感覚なので、思い切って試合をすることを考えていました。昨年は予選敗退だったので、本戦に行けることになって嬉しいし、上がったからには一つでも多く勝ちたいです。Cheerful鳥取は（実業団のような）一つの会社で持っているチームではなく、100社を超えるくらいのスポンサーさんが付いてくれているので、恩返しのためにもCheerful鳥取の名を轟かせたいです」

種岡「1ゲーム目を勢いよく行って、2ゲーム目は相手に自分たちのプレーを分かられて取られてしまったのですが、ファイナルでもう一度ギアを上げて我慢しながらプレーできたのが勝ちにつながったと思います。本戦では、2ゲーム目もしっかり出だしから勢いをつけられればいいと思います。今年に入って、S/Jリーグの選手に勝てることが多くなったので、そこは自信を持っていけているかなと思います」

取材・文＆写真／平野貴也