12月23日、東京都内で行なわれたミズノの用具説明会に、ミズノのブランドアンバサダーを務める西本拳太がオンラインで登場。自身が使用するラケット『FORTIUS 11 QUICK』、着用するシューズ『WAVE CLAW NEO 2』について語り、さらに25日からスタートする全日本総合への意気込みを語った。
西本は2021年10月から『FORTIUS 11 QUICK』を使用。持ち味であるスマッシュをより生かしながら、苦しい体勢から打つラウンド側でも、白帯の上を浮かさずに最短距離でピンポイントにコントロールするなど用具とともに武器を磨き、課題に取り組んできた。そうした取り組みを通じて、2022年には自身初となるワールドツアー優勝も成し遂げた。
「ミズノと契約させてもらってから、ミズノカラーでもある青いシューズを履くのは目標だった」と話した西本は、「全日本総合でも優勝を勝ち取りたいと思います」とキッパリ。「奈良岡功大選手の活躍などはチェックしていますし、男子シングルスは今、他の種目と比べても戦国時代。見ていただく人にとって、楽しみなものになると思います」と大会を展望し、「全日本総合は何度出場しても、独特の雰囲気がある。その中で戦うことは、来年の五輪レースにも生きてくる」と、2016年大会以来となる6年ぶりのVに向けて意気込んだ。
なお、西本らが登場する本戦1回戦は12月26日に行なわれる。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部