『第8回DAIHATSU 日本障がい者バドミントン選手権』が、12月17日と18日の2日間、福岡県久留米市の久留米総合スポーツセンターで開催された。12月18日は、各クラスのダブルスが行なわれた。
昨年中止となったパラバドミントン日本選手権。コロナ禍での2020年大会はシングルスのみの開催だったため、ダブルスが実施されるのは2019年大会以来の3年ぶり。エントリー数が少ない種目もあり、東京パラリンピック金メダルペアである車いす女子WH1-2の里見紗李奈/山崎悠麻は、男子ペアと試合を行なった。
そのWH1-2は、東京パラリンピック銅メダルの村山浩/梶原大暉が強さを発揮。それぞれシングルスとの2冠を達成した。
また、本来は下肢障がいクラスに属する藤原大輔が、今井大湧とのペアで上肢障がいと聴覚障がいなどのSU5+に挑戦。そのSU5+は、永石泰寛/沼倉昌明が初優勝を果たした。
下肢障がいSL3-4は、広井拓/末永敏明が2018年大会以来の優勝。知的障がいID7は、中野林太郎/田中和弥が、2019年大会に続く3度目の優勝を果たした。
各クラスの優勝ペアは下記の通り。
【男子ダブルス】
WH1-2 村山浩/梶原大暉
SL3-4 広井拓/末永敏明
SU5+ 永石泰寛/沼倉昌明
SH6 上野智哉/鈴木彪河
ID7 中野林太郎/田中和弥
【女子ダブルス】
ID7 下浦優希/大村悠佳
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/湯浅芳昭