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【S/Jリーグ2022】BIPROGYがヨネックスを下し3連勝!北都銀行も3-0で勝利!<女子>

11月27日にバドミントンS/Jリーグ2022が北海道札幌市、新潟県新潟市、長崎県大村市の3会場で開催された。女子はSブロック1試合、Jブロック2試合を実施。新潟会場の試合を中心に女子のダイジェストでお伝えする。

男子ダイジェストは こちら

【女子ダイジェスト】

SブロックはBIPROGYとヨネックスの2勝同士が激突。ブロック1位に向けて負けられない戦いは、ヨネックスが第1ダブルスを制す。ダブルスの軸を担う櫻本絢子/宮浦玲奈(上写真・手前)が、BIPROGYの東野有紗/髙橋美優をファイナル勝負21-14に抑えてヨネックスが先勝した。

シングルスは日本A代表の髙橋明日香が、BIPROGYの杉山薫(上写真)と対戦。経験値では髙橋のほうが上回っていたが、奮起したのは杉山だった。第1ゲームは杉山が22-20で先制すると、続く第2ゲームは髙橋が11本で奪い返してファイナルゲームへ。すると、接戦にもつれた勝負を、最後は杉山が21-19で勝利。BIPROGYが1-1のタイに戻した。

BIPROGYの杉山はチームに貴重な白星をもたらした

前半で好勝負を演じた両チーム。勝負所となった第2ダブルスは、若手からバトンを受けたBIPROGYの中西貴映/岩永鈴が、ヨネックスの保原彩夏/杉山明日香を9本、13本に抑える活躍。BIPROGYが2-1で逆転勝利を飾り、ブロック3勝目をつかんだ。

逆転勝利のポイントをつかんだBIPROGYの中西(左)/岩永鈴

Jブロックは、北都銀行がNTT東日本を3-0に抑えて白星を獲得。北都銀行は開幕戦と同じく、第1ダブルスは松本麻佑/小松ゆい、シングルスに川上紗恵奈、第2ダブルスには永原和可那/曽根夏姫を起用。松本/小松が14本、18本でNTT東日本の尾﨑沙織/鈴木陽向を抑えると、川上が水井ひらりとの接戦を2-1で勝利。連勝で勢いに乗った北都銀行は、第2ダブルスの永原/曽根もストレート勝利を飾り、負けなしの3-0で快勝。ブロック3連勝を決めた。一方、敗れたNTT東日本はブロック1勝3敗。厳しい状況が続く。

Jブロックもう1試合は、再春館製薬所が広島ガスに3-0で勝利。第1ダブルスはペアを組み替えた再春館の志田千陽/廣上瑠依が白星をつかむと、シングルスの山口茜、第2ダブルスの小野菜保/福本真恵七も勝利。再春館がブロック2勝1敗として上位争いにしっかり踏みとどまった。

▼Sブロック

BIPROGY(3勝)2−1 ヨネックス(2勝1敗)

東野有紗/髙橋美優●1〔21−12、14−21、14−21〕②櫻本絢子/宮浦玲奈

杉山薫②〔22−20、11−21、21−19〕1●髙橋明日香

中西貴映/岩永鈴②〔21−9、21−13〕0●保原彩夏/杉山明日香

ヨネックスの髙橋明日香はファイナル勝負の末に敗戦。山場を乗り越えられず悔しい黒星となった

会場/新潟市東総合スポーツセンター

▼Jブロック

北都銀行(3勝)3−0 NTT東日本(1勝3敗)

松本麻佑/小松ゆい②〔21−14、21−18〕0●尾﨑沙織/鈴木陽向

川上紗恵奈②〔13−21、21−19、21−18〕1●水井ひらり

永原和可那/曽根夏姫②〔21−18、21−16〕0●篠谷菜留/上杉杏

会場/北ガスアリーナ札幌46

再春館製薬所(2勝1敗)3−0 広島ガス(1勝2敗)

志田千陽/廣上瑠依②〔21−14、21−15〕0●石村亜美/新見桃芭

山口茜②〔21−18、21−5〕0●濱北もも

小野菜保/福本真恵七②〔21−15、18−21、21−12〕1●山藤千彩/志波寿奈

会場/シーハットおおむら

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

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