
奥原希望が所属する太陽ホールディングスの子会社である太陽ファルマテックは、11月24日、「企業と地域を繋ぐ」ことを目的とした福利厚生施設『T-LINKS』を開設した。これを記念し、開設の前日となる11月23日(水・祝)、高槻市にある同施設内で『世界的アスリートと学ぶ! スポーツ&防災DAY』と称したイベントを開催。近隣の小学5、6年生30名あまりとその保護者らを招き、スポーツ教室や防災・減災教室などを実施した。



スペシャルナビゲーターを務めた奥原はバドミントン教室で自ら指導し、子供たちにバドミントンの楽しさを伝授。続くサッカー教室のスペシャルゲストに招かれた元日本代表の本並健治&丸山桂里奈夫妻とのトークショーでも会場を盛り上げた。また高槻市の防災担当職員による防災・減災教室には、お笑い芸人のチョコレートプラネットがゲストで登場。クイズコーナーには奥原も参加し、参加者たちとともに楽しく防災・減災について学んだ。


なお、この施設はバドミントンコート3面分を設置できる体育館のほか、カフェテリア、トレーニングルーム、入浴施設、研修室なども備える。奥原は体育館の監修を務め、照明や空調などバドミントンに適した環境作りを提案したという。この日、実際に体育館を使った奥原は「しっかり温度調節されているのに、空調の風を感じない。床のクッション性も体にやさしく、すばらしい施設だと思います」と、洗練されたアリーナを絶賛した。主に社員が利用するための施設だが、大規模災害の発生時には行政機関等と連携し、避難所としても活用されることになっている。


取材・文/山口奈緒美
写真/早浪章弘