【S/JリーグⅡ2022】トリッキーパンダースが５戦全勝でS/Jリーグ復帰を決める！＜男子ダイジェスト＞

11月18日から３日間、バドミントンS/JリーグⅡ2022（北海道・苫小牧市総合体育館）が開催された。優勝すれば自動的にS/Jリーグ昇格となる今大会。男女各６チームが参戦し、初日から熱戦が相次いだ。ここでは、トリッキーパンダースが優勝した男子最終日のダイジェストを紹介する。

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【男子ダイジェスト】

前日終了時点で、男子はトリッキーパンダースが４勝０敗の単独トップ。JR北海道とＵＢＥが、ともに３勝１敗で追う展開となっていた。

最終日はトリッキーパンダースがJR北海道と、ＵＢＥがAC長野パルセイロBCと対戦。トリッキーパンダースは、まず第１複のリャオ・ミン・チュン／柴田陽登が速攻で第１ゲームを８本で奪うと、第２ゲームは渡部大／光島理貴に18－17まで迫られたが、３連続得点でストレート勝ち。チームに追い風を吹かせた。だが、JR北海道も簡単には引き下がらない。単の加藤太基が、プレッシャーを感じさせない伸びやかなパフォーマンスを発揮。10本、19本で勝利を収めた。

そして、注目の第２複。トリッキーパンダースの鈴木利拓／上田竜也とJR北海道の東野圭悟／武石優斗の一戦は、立ち上がりから手に汗握る超攻撃的なラリーが繰り広げられた。各ポイントの趨勢は、まさに紙一重。しかし、そのような展開の中で鈴木／上田は要所で我慢強いレシーブを徹底。第１ゲームを18本でもぎ取ると、第２ゲームは13オールからの６連続得点で突き放し、その後の失点を１に止めて歓喜の瞬間を迎えた。

なお、同時進行で行なわれていたＵＢＥ vs AC長野パルセイロBCも白熱。ＵＢＥは第１複を落としたが、今大会好調の藤井湧也がストレート勝ち。最後は芦塚貴一郎／石井雅将がストレート勝ちで締め、チームの２位を確定させた。