11月15日、BWF(世界バドミントン連盟)は、12月13日から18日までの開催を予定していたワールドツアーファイナルズ2022の開催地、および日程を変更することを発表した。
BWFによると、当初予定していた中国・広州での開催が新型コロナの影響に実施できなくなったことにより、開催場所をタイ・バンコクに変更。これにともない、日程も予定していた時期から1週間早まり、12月7日から11日に行なうことになった。
WTファイナルズ2022は、ワールドツアーの対象大会で獲得したポイントによるランキング上位8名・8ペアに出場資格が与えられる、ツアー年間王者決定戦(その年の世界選手権優勝者・ペアには自動的に資格が付与)。賞金総額は150万ドルと、バドミントンの大会では最も高い賞金総額となっている。
現在のワールドツアーランキング上位者の中に日本選手は、男子シングルスの奈良岡功大(6位)、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾(6位)、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未(6位)、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗(8位)が入っており、本日開幕したオーストラリアOP(Super300)の結果によって、各種目の最終順位が確定する(女子シングルスの山口茜は、8月の世界選手権優勝により出場資格を保有)。
文/バドミントン・マガジン編集部