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【S/Jリーグ2022】ヨネックスがACT SAIKYOに勝利!BIPROGYも2勝目をつかむ!<女子結果>

1113日に『バドミントンS/Jリーグ2022が、山形県山形市、福島県いわき市、愛知県刈谷市の3会場で開催された。女子はSブロック3試合、Jブロック1試合が行なわれ、各試合で接戦が繰り広げられている。ここでは、女子のダイジェストを紹介する。

【Sブロック】

開幕2連勝に成功したACT SAIKYOは、今年の全日本実業団優勝のヨネックスと対戦した。第1ダブルスは日本代表の櫻本絢子/宮浦玲奈が11本、13本でACT SAIKYOの重田美空/水津優衣を下すと、続くシングルスも日本代表の髙橋明日香が水津愛美に2-0のストレート勝ち。ヨネックスが勝利を確定させると、続く第2ダブルスの保原彩夏/杉山明日香も、ACT SAIKYOの川島美南/齋藤夏をファイナル勝負の末に下し、ヨネックスが3-0でACT SAIKYOとの勝負を制した。

同じ刈谷会場で行なわれた七十七銀行と東海興業の試合は、七十七銀行が2-1で勝利。今季初白星を手にした。地元での勝利をねらった東海興業に対し、七十七銀行は第1ダブルスの毛利未佳/重信萌夏が先制ポイントを奪取。続くシングルスの池内萌絵が、東海興業の海老澤花に第1ゲーム16本、第2ゲームも15本に抑え、七十七銀行の勝利が確定した。第2ダブルスは、地元ファンの前で意地を見せた井上洸/肥田木あかりが2-0で制している。

リーグ2戦目となったBIPROGYは、昭和電工マテリアルズと対戦。先制はBIPROGY。日本代表の中西貴映/岩永鈴が、昭和電工マテリアルズの清水望/石橋麻美子を13本、11本で退ける。しかしシングルスは、今季BIPROGYから昭和電工マテリアルズに移籍した海老原詩織が、社会人1年目の杉山薫を相手に2-1で勝利を飾り、1-1のタイに戻す。この勢いを勝利に結びつけたかった昭和電工マテリアルズだったが、BIPROGYの第2ダブルス・星千智/東野有紗が逆転を許さず2-0勝利。BIPROGYが2-1で昭和電工マテリアルズを制し、今季2つ目の白星を手にしている。

■Sブロック

▼いわき市総合体育館(11月13日)

BIPROGY(2勝)2−1 昭和電工マテリアルズ(2敗)

中西貴映/岩永鈴②〔21−13、21−11〕0●清水望/石橋麻美子

杉山薫●1〔25−27、21−18、17−21〕②海老原詩織

星千智/東野有紗②〔21−9、21−11〕0●レイチェル・ホンデリッチ/室屋奏乃

▼ウィングアリーナ刈谷(11月13日)

ヨネックス(2勝)3−0 ACT SAIKYO(2勝1敗)

櫻本絢子/宮浦玲奈②〔21−11、21−13〕0●重田美空/水津優衣

髙橋明日香②〔21−14、21−11〕0●水津愛美

保原彩夏/杉山明日香②〔21−18、15−21、21−16〕1●川島美南/齋藤夏

七十七銀行(1勝1敗)2−1 東海興業(3敗)

毛利未佳/重信萌夏②〔21−19、21−8〕0●杉山利奈/園田絵里奈

池内萌絵②〔21−16、21−15〕0●海老澤花

田代愛妃/向井仁那●0〔14−21、7−21〕②井上洸/肥田木あかり

【Jブロック】

1試合が行なわれたJブロックは、開幕戦でV候補の再春館製薬所を下し2連勝を飾った丸杉と、2連敗を喫しているNTT東日本が対戦。日本代表の福島由紀/廣田彩花のペアを崩す丸杉に対して、NTT東日本はダブルス2本を開幕戦と同じペアで起用。すると、第1ダブルスは丸杉の福島/川添麻依子が2-0で制したが、続くシングルスはNTT東日本2年目の栗原琉夏が、丸杉の古川佳奈にファイナルゲーム19本の接戦で勝利。1-1で迎えた第2ダブルスは、NTT東日本の篠谷菜留/上杉杏(内定選手・明治大)が、廣田/今井莉子をファイナル勝負の末に下し、NTT東日本が2-1で逆転勝利。今季のリーグ戦初白星をつかんだ。一方、丸杉は開幕3連勝とはならず。リーグ前半戦を2勝1敗で終えている。

■Jブロック

▼山形市総合スポーツセンター(11月13日)

NTT東日本(1勝2敗)2−1 丸杉(2勝1敗)

尾﨑沙織/鈴木陽向●0〔11−21、18−21〕②福島由紀/川添麻依子

栗原琉夏②〔18−21、22−20、21−19〕1●古川佳奈

篠谷菜留/上杉杏②〔11−21、21−17、21−19〕1●廣田彩花/今井莉子

 文/バドミントン・マガジン編集部

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