【S/Jリーグ2022】全日本実業団優勝のヨネックスが3-0勝利で好発進！BIPROGYは2-1の辛勝！＜高岡大会／女子結果＞

11月5日、国内最高峰のリーグ戦『バドミントンS/Jリーグ2022』が開幕した。今季からS/Jリーグ1部は男女各12チームで実施。リーグ開幕戦は秋田県由利本荘市と富山県高岡市の2会場に分かれ、有観客で行なわれている。ここでは、竹平記念体育館で行なわれた高岡大会・女子Sブロックのダイジェストをお伝えする。

由利本荘大会
男子結果

高岡大会
男子結果

女子はACT SAIKYOと昭和電工マテリアルズの試合からスタート。トップ4出場のためにも開幕2連戦で好スタートを切りたいACT SAIKYO。第1ダブルスはファイナルゲームまでもつれるなか、最後は重田美空／水津優衣が昭和電工マテリアルズの清水望／佐藤灯に21−17で競り勝った。ACT SAIKYOはこのバトンを受け取った齋藤栞も、海老原詩織に対して7本、14本と完勝してチームは勝利。一方で、黒星が決まった昭和電工マテリアルズも、第2ダブルスではツァイ／石橋麻美子が一矢報いて、次戦につなげる白星で締めくくった。

ACT SAIKYOは重田美空（右）／水津優衣などの勝利で開幕戦白星。明日も勝って2連勝となるか

午後からはBIPROGY vs 七十七銀行とヨネックスvs東海興業の試合が行なわれた。このなかでBIPROGYと七十七銀行の試合では、七十七銀行の毛利未佳／池内萌絵が、星千智／髙橋美優にストレート勝ち。BIPROGYは第2ダブルスに五輪メダリストペアの松友美佐紀／東野有紗が控えているとはいえ、ルーキーの杉山薫が敗れればチームも黒星となる厳しい状況に陥った。しかし、ここで杉山は七十七銀行の杉野文保に対して第1ゲームを19本で競り勝つと、第2ゲームは17本。貴重な1勝を得たBIPROGYは、松友／東野がしっかりストレート勝ちして、開幕戦白星スタートに成功した。

連覇をねらうBIPROGYは、第1ダブルスを落としたが、杉山薫の勝利から逆転勝ちに成功

そして、6月の全日本実業団で優勝したヨネックスは、東海興業を相手に3−0と快勝。第1ダブルスの櫻本絢子／宮浦玲奈と、日本A代表でシングルスに出場した髙橋明日香が、ともにストレート勝ちを収めてチームの勝利を確定させると、第2ダブルスの保原彩夏／杉山明日香も井上洸／肥田木あかりに23−21、21−9。S/Jリーグ初挑戦の東海興業に対して、1ゲームも与えない完勝で2022年シーズンの初戦を白星で飾った。