10月29日に開催されたBWF世界ジュニア2022(スペイン・サンタンデール)個人戦6日目は、各種目準決勝が行なわれた。
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個人戦
初日・2日目結果
日本勢は女子シングルスの吉川天乃と宮崎友花(上写真)が準決勝で激突。インターハイ女王の吉川と全日本ジュニア女王の宮崎の対決は、1年生の宮崎に軍配があがった。試合は、宮崎が第1ゲームを21-16で先制。続く第2ゲームは、吉川 が先にリードを奪ったが、終盤に宮崎が逆転して21-19で勝利。2-0のストレートで制した宮崎が決勝の切符をつかみ、金メダルをかけて中国選手との大一番に挑む。
女子ダブルスは、石川心菜/清瀬璃子と木山琉聖/室屋奏乃が準決勝に挑んだ。インターハイ優勝の石川/清瀬は、中国ペアとファイナルゲームの接戦にもつれる展開となったが、最後は相手に押しきられて17-21で敗戦。木山琉聖/室屋奏乃もインドネシアペアとファイナル勝負の末、14-21で敗れた。2ペアは惜しくも敗れたが、ともに銅メダルを獲得している。
日本勢の準決勝の結果は以下の通り。
【女子シングルス】
▼準決勝
宮崎友花②〔21−16、21−19〕0●吉川天乃44分
▼決勝
宮崎友花 − YUAN An Qi(中国)
【女子ダブルス】
▼準決勝
石川心菜/清瀬璃子●1〔21−17、13−21、17−21〕②LIU Sheng Shu/WANG Ting Ge(中国)70分
木山琉聖/室屋奏乃●1〔21−12、19−21、14−21〕②Meilysa Trias PUSPITA SARI/
Rachel Allessya ROSE(インドネシア)67分
▼日本選手団
【男子】
櫻井煌介(瓊浦③)井上誠也、大垣空也、川邊悠陽(埼玉栄③)岩野滉也、齋藤駿、谷岡大后(ふたば未来学園③③②)大田隼也(高岡第一③)菅原海斗(浪岡②)
【女子】
石川心菜(青森山田③)吉川天乃(倉敷中央③)室屋奏乃(九州国際大付③)木山琉聖(四天王寺③)明地陽菜(柳井商工③)清瀬璃子(青森山田②)遠藤美羽(作新学院②)山北奈緒(ふたば未来学園②)田口真彩(柳井商工②)宮崎友花(柳井商工①)
【団長】毛利達彦(日本協会ジュニア強化部長)
【監督】大堀均(日本協会ジュニア強化部コーチ)
【コーチ】井田貴子、明神憲一、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部)
【トレーナー】小嶋毅弘(山久)
【映像分析】小野恵李奈(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO