10月21日に開催されたジュニアの世界一を決めるBWF世界ジュニア2022(スペイン・サンタンデール)団体戦・5日目は、決勝トーナメント&順位決定戦が行なわれた。予選リーグの1位チームによる決勝トーナメントでは準決勝が実施され、日本が韓国と対戦した。
8大会連続となる団体戦のメダルを確定させた日本は、準決勝でライバルの韓国と激突。第1試合の男子シングルスに登場した大垣空也(上写真)は、ファイナルゲームにもつれた戦いを15-21で落とし、韓国に先行を許す。続く第2試合の女子シングルスには明地陽菜が出場したが、第1ゲームを17-21で奪われると、第2ゲームも14本に抑えられ0-2で苦杯。流れが韓国に傾くと、男子ダブルスの岩野滉也/大田隼也もファイナル勝負の末に16-21で敗れ、日本は0-3で準決勝を突破できず。前回大会に続く銅メダルに終わった。
▼準決勝(10月21日)
日本 0−3 韓国
MS 大垣空也●1〔10−21、21−10、15−21〕②KIM Byung Jae 48分
WS 明地陽菜●0〔17−21、14−21〕②KIM Min Seon 40分
MD 岩野滉也/大田隼也●1〔22−20、16−21、16−21〕②CHO Song Hyun/PARK Beom Soo57分
台湾 3−2 インドネシア
▼決勝
韓国 3−1 台湾
※3位決定戦はなし
▼日本選手団
【男子】
櫻井煌介(瓊浦③)井上誠也、大垣空也、川邊悠陽(埼玉栄③)岩野滉也、齋藤駿、谷岡大后(ふたば未来学園③③②)大田隼也(高岡第一③)菅原海斗(浪岡②)
【女子】
石川心菜(青森山田③)吉川天乃(倉敷中央③)室屋奏乃(九州国際大付③)木山琉聖(四天王寺③)明地陽菜(柳井商工③)清瀬璃子(青森山田②)遠藤美羽(作新学院②)山北奈緒(ふたば未来学園②)田口真彩(柳井商工②)宮崎友花(柳井商工①)
【団長】毛利達彦(日本協会ジュニア強化部長)
【監督】大堀均(日本協会ジュニア強化部コーチ)
【コーチ】井田貴子、明神憲一、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部)
【トレーナー】小嶋毅弘(山久)
【映像分析】小野恵李奈(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO