バドミントン・マガジン11月号が本日発売です! 今月号の特集や特別企画の内容などを数回に分けて紹介していきます。なお、バドマガの購入は、お近くの書店、またはAmazonや楽天ブックス、スポーツクリックなどをご利用ください。
【巻頭インタビュー】
ビクター・アクセルセン
最強王者の哲学。
昨年の東京オリンピックに続き、今年8月に東京で行なわれた世界選手権でももっとも輝くメダルを手にしたビクター・アクセルセン(デンマーク)。そのプレーは、「彼を止める者など現れるのだろうか」と思わされるほどの強さだった。実際、世界選手権で彼と対戦した選手たちは「今の彼には弱点が見当たらない」と天を仰いだ。アクセルセンは、どのようにしてその強さを身につけ、最強王者となったのか――。自身の進化や取り組み、今後のビジョンについて語ってもらった独占インタビューをお届けします。
また、インタビューに続いて、スマッシュやレシーブ、ヘアピンなど基本ストロークについて、プレー時に心がけている技術的ポイントなども自己解説してもらいました。
【担当者メモ】
あらためて振り返ると、バドマガでの海外選手の表紙は2020年8月号の林丹以来、そして欧州選手の単独表紙は2002年4月号のピーター・ゲード以来なんと20年ぶり。20年前と比べると、日本代表が強くなり、国際大会での優勝も珍しくなくなったことで、海外選手が表紙を飾ることが少なくなりましたが、世界選手権でのアクセルセンの強さはちょっと別格。来日中になんとか独占インタビューと表紙撮影をと奔走しました! その結果、なかなかかっこいい表紙に仕上がったと思いますが、いかがでしょうか。
バドミントンに関する話題では、とても真剣な表情で語ってくれた一方、オフの彼は覚えたての日本語「スゴーイ!」を連発するなど、周囲を和ませる気さくなナイスガイ。2012年千葉で行なわれた世界ジュニアの際に行なった本誌インタビューを見返すと、「普段の私はとてもひょうきんなんですよ」と話しているから、基本的に内面はそのころとあまり変わらないのかもしれない。近年の貫禄に、「ひょうきん」という表現には「本当に?」と疑念を持ちながらインタビューに臨んだのだが、満面の笑みで冗談を言う彼に、ちょっと納得。一気に緊張が解けました。
9月にヨネックスが主催したジュニアクリニックでも、自分からジュニアに話しかけ、誰よりも盛り上げていた姿も印象的でした。最強王者のバドミントンへの情熱が伝わるインタビューを、ぜひ読んでいただければと思います。
アクセルセン選手からバドマガ読者へのメッセージやプレゼントもいただきましたので、本誌でチェックしてください!
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文/バドミントン・マガジン編集部